ウマ娘から競馬に興味を持ったにわかなのですが、クラシック三冠って日本ダービーだけ三冠の中でも一つ抜けた冠という認識みたいですが、もしも順位をつけるなら?皆さんの価値観は?
日本ダービー(単体)よりも上と思う組み合わせは?
①皐月賞
②菊花賞
③皐月賞&菊花賞
④皐月賞&日本ダービー
⑤菊花賞&日本ダービー
回答
vaa********:
馬主や騎手、調教師目線では断然日本ダービーでしょう。一国の宰相になるより難しいとも言われる所以です。
ただし、他の質問者様の回答にあるように種牡馬としての需要で言えばダービーよりは皐月賞が種牡馬入りへの特急券となります。
種牡馬として大事なファクターとして産駒自体の仕上がりの速さがあります。
経済性を求められる競走馬生産ビジネスにおいては、古馬になってから本格化を迎える馬より、2歳〜3歳春季からパフォーマンスを発揮して勝ち上がる馬を多数出せる種牡馬の方が喜ばれる傾向にあります。その点で言えば皐月賞は遅くとも3歳の年頭には勝ち上がり、4月中旬までには2,3勝して、トライアル競走や2,3歳重賞で好走(連対以上)した馬でないと出走すらません。つまりその世代で仕上がりの早い馬を選定するにはもってこいの競走なのです。
逆に、日本ダービーはたしかに種牡馬選定競走として最も高い格式を持っていますが、現在の競馬で2400mは中距離と言うよりは長距離とみなされることが多く、生産者の求めるトレンドよりは外れつつあります。
実際に過去10年で皐月、ダービー二冠馬や三冠馬を除いた皐月賞のみ、ダービーのみと言う馬を見ていると種牡馬入りの時期やタイミングに大きな違いがあります。
クラシック勝ちダービーのみの馬だと、
ワンアンドオンリー
マカヒキ
は明らかに競走成績が振るわなくなっているにも関わらず、引退時期を伸ばされて種牡馬入りが遅くなったとも言えます。
ワグネリアンも低迷が続き、最終的には種牡馬入りすら出来ず死亡してしまいました。
最近でもシャフリヤールが6歳で現役を続行しています。
早期に種牡馬入りできた馬は、二冠馬、三冠馬、若しくは故障で早期引退に追い込まれた馬のみです。
皐月賞のみでは
2014イスラボニータ
阪神Cで有終を飾り、7歳から供用
2016ディーマジェスティ
4歳一杯で引退。5歳から供用
2017アルアイン
5歳一杯で引退。6歳から供用
2018エポカドーロ
5歳途中で引退。オルフェ後継1号。
2019サートゥルナーリア
4歳一杯で引退。5歳から供用。
2021エフフォーリア
5歳年頭で引退。その年から供用。
とほとんどの馬が、余力も残しつつ、もしくは早々に見切りをつけられて、種牡馬入りしています。
もし自分がオーナーブリーダーで経済性を重視するなら、皐月賞並びに2歳G1での勝ち鞍を欲します。
少し前のダービー馬を見ても、ロジユニヴァースやエイシンフラッシュなど、なかなか種牡馬入りできなかった馬は枚挙にいとまがなく。
生産界からの皐月賞とダービーの温度差が見て取れます。
- vaa********
- よって①となります。
huy********:
馬主としてみるなら45で、3よりはタービー単体かな。
ビジネスとしては3だろうけど、ロマンとしては他の何よりもダービーが欲しい。
日本のホースマンの最高の勲章がダービーだからね。有馬も宝塚もこれには及ばない。*武豊とかも中々ダービー取れなかったからそれまでの全てG1の勝利よりもダービージョッキーがいいと言っていたとか。
oti********:
ぶっちゃけていうと皐月もダービーも菊も同等です。
ダービーは実力馬が出るという意見もありますが、ダービー出たいから皐月出ない菊出ないというのは普通はないです。
(ただし、ここ数年の長距離回避という傾向はあります)
ただし、馬主という視点からみるとダービーは憧れ。別格というのは間違いないです。
ただ、レースの格としていえば所詮世代限定戦の1レースに過ぎません。
知恵袋ではマウント取らない。:
2000年は皐月賞と菊花賞を勝ったエアシャカールとダービーを勝ったアグネスフライトという馬がいました。
種馬になった際の種付け料(シンジケート)の価格はエアシャカールのほうが上でした。
まあ血統というものがあるので一概に成績だけで判断したものではないですが皐月賞&菊花賞の組み合わせのほうが価値があったといえるかもしれません。
雪馬:
価値というのは種牡馬需要で異なります
1990年代以前なら、長距離需要があった(ステイヤーこそ強い思考)ので菊単冠だけでも名馬でした
が、現在長距離需要がないため、菊単冠は劣る認識です(馬が悪いわけではありません)
その時々、時代に合わせた馬産ニーズにより異なるってのが答えです。競馬の本質はレースではなくより良い血の洗練選定及び受け継ぐことでより良い馬を生み出すことなのですから。娘には生産って概念はありませんけどね
まああとはレースレーティングが主な指標となるでしょう
zon********:
質問の意味がよく分かんない
そりゃダービー単体よりも
④と⑤が上って
当たり前やん 二冠なんだし
1152303339:
ファン目線と関係者目線では大きな違いがあると思います。関係者目線で行くとダービーを勝てるなら、競馬人生全てを賭けていい、ぐらいの気持ちを持っている人は多いと思います。
割合で考えるなら、ダービー:皐月:菊が96:2:2ぐらいの差はあると考えてもいいぐらいです。実際は一つ勝てばもう一つと欲も出てくるでしょうが、ダービーが勝てれば、後は何もいらないって言えるぐらいの価値はあります。
その後の価値の話ですが、ダービーにプラスすれば、そりゃ当たり前に価値は上がりますが、先に書いた数字通り、あくまで関係者としての価値はダービー勝ったら後はおまけみたいな感じです。ダービー以外のG1十勝してもダービー一個の方が価値があると思います。
ファンは人によって変わるでしょうが、ダービーも他のG1とそんなに変わらない価値で見ている人が多いと思います。
TAKE:
①〜⑤の中で、最も数少ないのが⑤のダ一ビ一と菊花賞の二冠馬ですね。
1973年タケホ一プから半世紀以上出ていませんので、1番難しいのかなと思います。
vaa********:
馬主や騎手、調教師目線では断然日本ダービーでしょう。一国の宰相になるより難しいとも言われる所以です。
ただし、他の質問者様の回答にあるように種牡馬としての需要で言えばダービーよりは皐月賞が種牡馬入りへの特急券となります。
種牡馬として大事なファクターとして産駒自体の仕上がりの速さがあります。
経済性を求められる競走馬生産ビジネスにおいては、古馬になってから本格化を迎える馬より、2歳〜3歳春季からパフォーマンスを発揮して勝ち上がる馬を多数出せる種牡馬の方が喜ばれる傾向にあります。その点で言えば皐月賞は遅くとも3歳の年頭には勝ち上がり、4月中旬までには2,3勝して、トライアル競走や2,3歳重賞で好走(連対以上)した馬でないと出走すらません。つまりその世代で仕上がりの早い馬を選定するにはもってこいの競走なのです。
逆に、日本ダービーはたしかに種牡馬選定競走として最も高い格式を持っていますが、現在の競馬で2400mは中距離と言うよりは長距離とみなされることが多く、生産者の求めるトレンドよりは外れつつあります。
実際に過去10年で皐月、ダービー二冠馬や三冠馬を除いた皐月賞のみ、ダービーのみと言う馬を見ていると種牡馬入りの時期やタイミングに大きな違いがあります。
クラシック勝ちダービーのみの馬だと、
ワンアンドオンリー
マカヒキ
は明らかに競走成績が振るわなくなっているにも関わらず、引退時期を伸ばされて種牡馬入りが遅くなったとも言えます。
ワグネリアンも低迷が続き、最終的には種牡馬入りすら出来ず死亡してしまいました。
最近でもシャフリヤールが6歳で現役を続行しています。
早期に種牡馬入りできた馬は、二冠馬、三冠馬、若しくは故障で早期引退に追い込まれた馬のみです。
皐月賞のみでは
2014イスラボニータ
阪神Cで有終を飾り、7歳から供用
2016ディーマジェスティ
4歳一杯で引退。5歳から供用
2017アルアイン
5歳一杯で引退。6歳から供用
2018エポカドーロ
5歳途中で引退。オルフェ後継1号。
2019サートゥルナーリア
4歳一杯で引退。5歳から供用。
2021エフフォーリア
5歳年頭で引退。その年から供用。
とほとんどの馬が、余力も残しつつ、もしくは早々に見切りをつけられて、種牡馬入りしています。
もし自分がオーナーブリーダーで経済性を重視するなら、皐月賞並びに2歳G1での勝ち鞍を欲します。
少し前のダービー馬を見ても、ロジユニヴァースやエイシンフラッシュなど、なかなか種牡馬入りできなかった馬は枚挙にいとまがなく。
生産界からの皐月賞とダービーの温度差が見て取れます。
- vaa********
- よって①となります。
huy********:
馬主としてみるなら45で、3よりはタービー単体かな。
ビジネスとしては3だろうけど、ロマンとしては他の何よりもダービーが欲しい。
日本のホースマンの最高の勲章がダービーだからね。有馬も宝塚もこれには及ばない。*武豊とかも中々ダービー取れなかったからそれまでの全てG1の勝利よりもダービージョッキーがいいと言っていたとか。
oti********:
ぶっちゃけていうと皐月もダービーも菊も同等です。
ダービーは実力馬が出るという意見もありますが、ダービー出たいから皐月出ない菊出ないというのは普通はないです。
(ただし、ここ数年の長距離回避という傾向はあります)
ただし、馬主という視点からみるとダービーは憧れ。別格というのは間違いないです。
ただ、レースの格としていえば所詮世代限定戦の1レースに過ぎません。
知恵袋ではマウント取らない。:
2000年は皐月賞と菊花賞を勝ったエアシャカールとダービーを勝ったアグネスフライトという馬がいました。
種馬になった際の種付け料(シンジケート)の価格はエアシャカールのほうが上でした。
まあ血統というものがあるので一概に成績だけで判断したものではないですが皐月賞&菊花賞の組み合わせのほうが価値があったといえるかもしれません。
雪馬:
価値というのは種牡馬需要で異なります
1990年代以前なら、長距離需要があった(ステイヤーこそ強い思考)ので菊単冠だけでも名馬でした
が、現在長距離需要がないため、菊単冠は劣る認識です(馬が悪いわけではありません)
その時々、時代に合わせた馬産ニーズにより異なるってのが答えです。競馬の本質はレースではなくより良い血の洗練選定及び受け継ぐことでより良い馬を生み出すことなのですから。娘には生産って概念はありませんけどね
まああとはレースレーティングが主な指標となるでしょう