サラブレッドが野生で生きられるか?
の問いに対し、ガラスの足だとか、速さに特化云々の話を持ち出す人がいますが、それでは回答になっていないと思います。
ガラスの脚でいうと、キリンや鹿だって細いし、体重に比較すると牛だって細いです。
足が怪我=自然界では生きられないのは馬だけでなくどの動物も同じです。
草食動物はとくに捕食される側なので仕方ないと思います。
私は日本のような環境だと生きられないと考えます。
理由は冬に餌がないから。
温暖な地域で年中草が食べられるならサラブレッドも野生で生きられると思いますが、間違ってますか?
回答
Optims.R29:
飼育されていた馬を野生(野良)で生きていけるか?については、
他の回答者さんの云われるように消化器と蹄の障害が問題となるでしょう。
蹄鉄を着けたまま野良になることは、生存に重大な障害となるはずです。
それに加えて、天敵や環境への適応、行動パターンの変化も問題です。
サラブレッド以外の種では、
アラブ種はサラブレッドに近く問題が多いと推測します。
ノルマン種やハクニー種は消化器/蹄の問題も少ないかと。
nor********:
サラブレッドを今から野生に放して、最も厳しいのは脚ではありません。胃腸の弱さです。
馬の腹痛の総称を疝痛と言いますが、毎年、結構な数の馬がこれで死にます。
昨年ですとウイニングチケットやレーヴミストラルなどが、疝痛が原因で死んでいます。
大きく分けて、食道近辺や胃で食物が詰まることと、腸ねん転など腸に食べ物が詰まることに分けられますが、それぞれ胃が小さく、さらに喉の形状から嘔吐やげっぷなどができないこと、腸が長すぎるため腸の位置が頻繁に動いてしまうことが原因です。
これは馬類に共通するものですが、近年、特に大型化したサラブレッドには、さらに起きやすいものになっています。
人間が飼料としてよういした餌ではなく、野生の中で暮らしていくにはサラブレッドの胃腸は弱すぎるでしょう。
- koo********
- なるほどです。
ただ、舎飼い(運動不足)、穀類の過剰給与なども原因みたいなので、それらが野生下でどうなのかってところですね。
器質的なところはどうしようもないでしょうが…
まあ、なんとかなるのでは無いですかね(‘_‘?
例えば日本在来馬とかモウコノウマは一度家畜化された個体が逃げ出して或いは放置されて、自然と野生化した物です
別にわざわざ肉食動物がいる様な場所に連れて行かなければ、意外と勝手に餌を食べて繁殖するやも知れません
生命力と言った意味で独りで生活出来ないのは人間だけ、一番ひ弱なのは文明に馴らされた人間です
馬でも犬でも猫でも、勝手に放って於けば意外に逞しく生きて行くのでは無いですかね(^_^)
- koo********
- 意外に野生化した動物も多いし、たしかにそうかもしれませんね。
inu********:
まずこれまで人に飼われてきた馬が自然に戻った時に自分でエサを確保出来るのか?の問題があると思います。まぁ馬は地面に草があればなんとかなりそうなもんですが。あとは弱肉強食の完全なる自然にいった場合に逃げ切れるかという問題。そういう危機を受けてこなかった馬達ですので、完全なる野生の馬よりは被害が大きい気がします。レースを走るのと自然を走るのは違う。
ガラスの足問題。上記にも書きましたレースと自然は違う。それは走る地面にも差があります。サラブレッドはレース場にしろトレセンにしろ牧場にしろ「馬のために整備された地面」であると考えます。しかし自然はそんなことは全く考えていない地面であると思うので、そこをレースとは違うマジで必死で走らないと死ぬってスピードで走る訳ですから自然界の馬よりは足の故障の確率は高いかも?
無事怪我をせずに自然の恐怖からも逃げ切り、その子供、さらに子供へと遺伝子が積み重なればより自然に順応した馬になるとは思うのですが、果たしてそれだけ子孫を残すほどに生き残っていられるか?という心配もあったりします。
- koo********
- 流石に餓死するまで食糧確保もせず…はちょっと考えられない気がします。
草も生えない砂漠なら無理だと思いますが…
山林などの起伏の激しい場所で生きられるかはたしかにちょっと厳しそう…
北海道のような広大な平地なら可能性はありそう。
una********:
北海道の乗馬クラブに勤めていた時、外が-15度以下の寒い朝 馬達の水桶を見ると 氷が何段もありました。
氷を割りながら 何度も水を飲んでいるのです。
外に放すと雪を掘り 草を探します。
馬の逞しさを知りました。
なので、北海道や東北の豪雪地域でなければ、サラブレッドは野生で生きると思います。
モンゴルでは、寒さで山羊は凍死しても 馬はないと聞きました。
- koo********
- それはすごくたくましいですね。
どっちかというと寒いより暑すぎる方が厳しそうですよね。
1151205952:
一頭を野に放しても生きられないと思いますが、家畜だった馬が野生化している地域に千頭ぐらい放せば、交雑はしますが、DNAとしては受け継がれると思います。それを生きると言うか言わないかは
判別がつきにくいところです。
- koo********
- 集団なら淘汰されながらも生きてはいけそうですね。
ok2********:
私は、馬に適した環境なら生きられると思います。
生命は結構したたかに生き延びようとします。
体質的には弱いかもしれませんが、普通の野生の馬の様に生きていけると思います。
サラブレッドが骨折し易いのは、人間が速く走る為の交配をし続けてきたからです。でも、無理な走行をしなければ大丈夫だと思います。
- koo********
- そうですよね。昼夜放牧のサラブレッドって逞しく鍛えられるそうです。
おそらくその環境に適応していきそうですよね。
zon********:
草食なんで餌は無茶苦茶あると思います
肉食の方がむしろ難しいかな
- koo********
- 温暖な地域ならいけるか?
北海道の牧場も冬は夏に蓄えておいた草をあげていたし、あんまり寒いとこだと難しいような…
speranza city:
ゲームだと野生のサラブレッドとかいるんでいけるんじゃないですか?
- koo********
- なるほどー
hay********:
サラブレッドは、定期的に蹄鉄のケアをしないと病気になります。
ですから、野生動物として生きて行くことは、無理でしょうね。
- koo********
- 野山を駆け回っていると自然と蹄が削れると聞いたのですが、それでもですか?
chimpenzee:
間違っていないと思います。
自分も適応するでしょうと思います。温暖な地域で年中草が食べられるなら個体としては死んでしまったとしても、種としては適応して繁殖していくんじゃないかと思います。[{“isDeleted”:true}],”ylkMore”:”_cl_vmodule:ans_re;_cl_link:more”}
Optims.R29:
飼育されていた馬を野生(野良)で生きていけるか?については、
他の回答者さんの云われるように消化器と蹄の障害が問題となるでしょう。
蹄鉄を着けたまま野良になることは、生存に重大な障害となるはずです。
それに加えて、天敵や環境への適応、行動パターンの変化も問題です。
サラブレッド以外の種では、
アラブ種はサラブレッドに近く問題が多いと推測します。
ノルマン種やハクニー種は消化器/蹄の問題も少ないかと。
nor********:
サラブレッドを今から野生に放して、最も厳しいのは脚ではありません。胃腸の弱さです。
馬の腹痛の総称を疝痛と言いますが、毎年、結構な数の馬がこれで死にます。
昨年ですとウイニングチケットやレーヴミストラルなどが、疝痛が原因で死んでいます。
大きく分けて、食道近辺や胃で食物が詰まることと、腸ねん転など腸に食べ物が詰まることに分けられますが、それぞれ胃が小さく、さらに喉の形状から嘔吐やげっぷなどができないこと、腸が長すぎるため腸の位置が頻繁に動いてしまうことが原因です。
これは馬類に共通するものですが、近年、特に大型化したサラブレッドには、さらに起きやすいものになっています。
人間が飼料としてよういした餌ではなく、野生の中で暮らしていくにはサラブレッドの胃腸は弱すぎるでしょう。
- koo********
- なるほどです。
ただ、舎飼い(運動不足)、穀類の過剰給与なども原因みたいなので、それらが野生下でどうなのかってところですね。
器質的なところはどうしようもないでしょうが…
まあ、なんとかなるのでは無いですかね(‘_‘?
例えば日本在来馬とかモウコノウマは一度家畜化された個体が逃げ出して或いは放置されて、自然と野生化した物です
別にわざわざ肉食動物がいる様な場所に連れて行かなければ、意外と勝手に餌を食べて繁殖するやも知れません
生命力と言った意味で独りで生活出来ないのは人間だけ、一番ひ弱なのは文明に馴らされた人間です
馬でも犬でも猫でも、勝手に放って於けば意外に逞しく生きて行くのでは無いですかね(^_^)
- koo********
- 意外に野生化した動物も多いし、たしかにそうかもしれませんね。
inu********:
まずこれまで人に飼われてきた馬が自然に戻った時に自分でエサを確保出来るのか?の問題があると思います。まぁ馬は地面に草があればなんとかなりそうなもんですが。あとは弱肉強食の完全なる自然にいった場合に逃げ切れるかという問題。そういう危機を受けてこなかった馬達ですので、完全なる野生の馬よりは被害が大きい気がします。レースを走るのと自然を走るのは違う。
ガラスの足問題。上記にも書きましたレースと自然は違う。それは走る地面にも差があります。サラブレッドはレース場にしろトレセンにしろ牧場にしろ「馬のために整備された地面」であると考えます。しかし自然はそんなことは全く考えていない地面であると思うので、そこをレースとは違うマジで必死で走らないと死ぬってスピードで走る訳ですから自然界の馬よりは足の故障の確率は高いかも?
無事怪我をせずに自然の恐怖からも逃げ切り、その子供、さらに子供へと遺伝子が積み重なればより自然に順応した馬になるとは思うのですが、果たしてそれだけ子孫を残すほどに生き残っていられるか?という心配もあったりします。
- koo********
- 流石に餓死するまで食糧確保もせず…はちょっと考えられない気がします。
草も生えない砂漠なら無理だと思いますが…
山林などの起伏の激しい場所で生きられるかはたしかにちょっと厳しそう…
北海道のような広大な平地なら可能性はありそう。
una********:
北海道の乗馬クラブに勤めていた時、外が-15度以下の寒い朝 馬達の水桶を見ると 氷が何段もありました。
氷を割りながら 何度も水を飲んでいるのです。
外に放すと雪を掘り 草を探します。
馬の逞しさを知りました。
なので、北海道や東北の豪雪地域でなければ、サラブレッドは野生で生きると思います。
モンゴルでは、寒さで山羊は凍死しても 馬はないと聞きました。
- koo********
- それはすごくたくましいですね。
どっちかというと寒いより暑すぎる方が厳しそうですよね。