ロードレースではゴール前に車体を大きく揺らしてスプリントを行いますが、競輪ではあまり車体を振らずに腰を浮かせる程度なのには理由があるのでしょうか?
回答
1251624254:
競輪の場合、ギヤが固定なので回転数上げていかないと話になりませんからできるだけたくさん回す、ロードの場合は変速できるので、パワーが出やすいとされる回転数で重いギヤを力強く回す作業になります。 やることが違うわけですね
near_n_papa:
ピスト(変速なし)だから、派手なダンシングするとケイデンスが落ちてスピードが出せないからじゃないですか。
タツノオトシゴ:
ロードバイクと違って最初からスプリントすることを想定して作られています。
ヘッド角やシート角も立っていてハンガー下がりも少ないので、バンクがあっても座ったままでスプリントできるジオメトリなんです。
従って長い距離を走る事は考えていなくて直進安定性は犠牲になっていますし、強い前傾姿勢でのポジションが前提で作られています。
スキッパー:
使う筋肉の質が違うからです。ロードで求められる筋肉は遅筋です。競輪で求められる筋肉は速筋です。
遅筋は小さな力を長い時間使う筋肉です。ロードのような長丁場では遅筋がなければ勝てません。最後のスプリントは競輪のように速筋を使って競い合います。が、遅筋の人には速筋は付かない。なので、下半身の小さな力を増幅させるために上半身も力を下半身に伝える動作が必要になります。遅筋を速筋のように使うにはもがかないとなりません。
対して競輪は速筋のみ。速筋は大きな力を瞬発的に出す筋肉です。なので、競輪選手にロードを走らせてもすぐバテてしまいます。で、速筋を使い競う場合には体全体ではなく脚力のみで勝負します。なので上半身は動かさずに下半身だけで勝負するのが効果的です。