ポーカーの役一覧|確率や強さを解説

ポーカーは役を揃えるゲームです。心理戦や頭脳戦が魅力としてよく紹介されますが、まず役の強さを正しく理解しておかないとゲームには勝てません。

この記事ではの役を強い順に紹介していきます。初心者にはちょっと難しい同役勝負での勝敗の決まり方についても分かりやすく解説しました。

ハル

ポーカーの役は色々ありますが、特にフラッシュ・ストレート・スリーカードの役は勘違いしやすいので要注意です。役の構成、強さ順をしっかり確認してからポーカー勝負を楽しみましょう。

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この記事を読んだら分かること

  • ポーカーの役一覧と発生確率(強い順)
  • ポーカーの役を構成するカードの組み合わせ
  • 同じ役の勝敗の決め方

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目次

  • 一般的なポーカーの役一覧(強い順)
    • ロイヤルストレートフラッシュ
    • ストレートフラッシュ
    • フォーカード
    • フルハウス
    • フラッシュ
    • ストレート
    • スリーカード
    • ツーペア
    • ワンペア
    • ノーハンド(ハイカード)
  • 同じ役の場合勝敗は?カードのランクについて
    • 役とランクも同じ場合は?
  • 勘違いしやすいポーカーの役に関する事前知識
    • 役の強さだけで勝敗が決まるわけではない
    • ジョーカーは使わない
  • ポーカーの役一覧まとめ

一般的なポーカーの役一覧(強い順)

それでは、一般的なポーカーの役の強さを解説していきます。ポーカーの役は全部で10種存在し、強さは下記順番です。(上から強い役)

役の特徴や発生確率についても解説していきます。

ロイヤルストレートフラッシュ

ポーカーで最も強い役がロイヤルストレートフラッシュです。「A・K・Q・J・10」のストレートとスーツが揃った役になります。

発生確率は0.00015%です。

ロイヤルストレートフラッシュの詳細はこちら

ストレートフラッシュ

ストレートとフラッシュが同時に完成した手役です。ストレートフラッシュ同士の勝負は、数字が大きくなるほど強い役になります。

発生確率は0.00139%​です。

フォーカード

フォーカードは4枚の同じ数字のカードが揃った手役です。
英語ではフォー・オブ・ア・カインド(FOUR OF A KIND )と呼び、海外ではスリーカードと同様に「フォーカード」と言っても通じません。

発生確率は0.024%です。

フルハウス

フルハウスは、スリーカード(同じ数字カード3枚)とワンペア(同じ数字カード2枚)の組み合わせで作る手役です。3枚組の数字が大きいほど強くなります。

発生確率は0.14%です。

フルハウスはこちら

フラッシュ

フラッシュは、同じスーツのカード5枚で作る手役です。(スーツは♣♠♦♥などのマークです
カードの数字は問いません。よい大きい数字の入ったフラッシュを揃えた方が勝利です。

発生確率は0.2%です。

フラッシュの詳細はこちら

ストレート

ストレートは連続した数字5枚のカードで作る手役です。数字が大きくなればなるほど強い役になります。スーツが揃っている必要はありません。

発生確率は0.39%です。

ストレートの詳細はこちら

スリーカード

スリーカードは、同じ数字のカードが3枚揃った手役です。スリー・オブ・ア・カインド(THREE OF A KIND )と呼び、海外では「スリーカード」と言っても通じません。

発生確率は2.1%です。

ツーペア

ツーペアは、同じ数字の2枚組を2組とそれ以外の1枚で構成される役です。ツーペア同士の場合、より大きい数字のペアを作った方が勝利です。

発生確率は4.75%です。

ワンペア

ワンペアは同じ数字の2枚組1つのペアとそれぞれ異なる数字の3枚のカードで構成される役です。数字が大きくなるほど強くなります。

発生確率は42.25%です。

ノーハンド(ハイカード)

ペアも何もなくバラバラな状態を「ノーハンド(ハイカード)」という手役になります。通称「ブタ」と言われています。ハイカード同士の場合、より大きい数字のハイカードを持った方が勝利です。

発生確率は50%です。

同じ役の場合勝敗は?カードのランクについて

対戦相手が同じ役の場合、勝敗はそろっている役の一番高いカードのランクを比較して決めます。

基本的に、ポーカーではAが最も強く、2が最も弱いです。

例えば、「A,K,Q,J,10」と「10,9,8,7,6」で勝負した場合、どちらも役はストレートです。

「A,K,Q,J,10」の一番高いカードはA、「10,9,8,7,6」の一番高いカードは10。カードのランクを比較すると、A>10なので、「A,K,Q,J,10」の方が勝ちとなります。

なお、ポーカーにおいてスート(マーク)で役の優劣を決めることはありません。

役とランクも同じ場合は?

役もカードのランクも同じ場合、役以外のカードで勝敗をつけます。

例えば、Aの役「7,7,A,J,10」とBの役「7,7,Q,10,5」だと、どちらも7のペアです。

役以外のカードは、前者が「A,J,10」、後者が「Q,10,5」。「A,J,10」の一番高いカードはA、「Q,10,5」の一番高いカードはQになります。カードのランクはA>Qなので、Aの役「7,7,A,J,10」の方が勝ちです。

なお、スリーカードとフルハウスは役とランクが同じになることはありません。スリーカードもフルハウスも役の強さで勝敗が決定します。

勘違いしやすいポーカーの役に関する事前知識

この項では、よく勘違いされるポーカーの知識について解説していきます。

最初に紹介するのはポーカーで勝つうえで重要な知識なので、必ず覚えておきましょう。

役の強さだけで勝敗が決まるわけではない

ポーカーの勝ち方は2つ。相手よりも強い役を作るか、相手を先にゲームから降ろさせるかです。

前者はカードの引きの強さがモノを言いますが、後者は引きの強さ弱さは関係ありません。仮に弱い役しか作れていなくても、相手に「強い役を持っているかも」と思わせるような騙す技術が重要になります。

相手を騙す行為を「bluff=ブラフ」と言いますが、ブラフはポーカーで勝つうえで欠かせない戦略の1つです。

ベット額やチップを出すタイミング、表情や相手にかける言葉などで、ポーカー強者はあらゆる手を使ってブラフを仕掛けます。

ですので、ポーカーでは自分に強い役が入るかどうか以上に、相手の言動を気を付けて観察した方がいいです。自信満々にふるまっていても、本当は、弱い役を見透かされないようにするためのブラフかもしれません。

ポーカーのブラフ詳細はこちら

ジョーカーは使わない

公式ルールのポーカーは基本的にジョーカーを使用しません。

ジョーカーを使わないため、「ファイブカード」という同じ数のカード+ジョーカーで構成される役は存在しないことになります。そのため、どのポーカーでも最高位の役はロイヤルストレートフラッシュです。

ポーカーによってはジョーカーを使用するものもありますが稀です。家庭や仲間うちで楽しむローカルルールであれば、ジョーカーを使用しても問題ありません。

ハル

ファイブカードがあるタイプのポーカーの場合、最上位役がファイブカード、次に強い役がロイヤルストレートフラッシュとなります。

ポーカーの役一覧まとめ

この記事のまとめ

  • ポーカーの役は10種
  • 同じ役の場合、カードのランクで勝敗を決める
  • 同じ役、同じランクの場合、役以外のカードで勝敗を決める
  • ブラフを使用すれば弱い役でも勝利できる
  • ポーカーの公式大会ではジョーカーは使わない

ポーカーは役を揃えるのが醍醐味のゲームなので、役の種類に関しては完璧に覚えておきましょう。

また、ルールはによって異なり、役の種類もポーカーによって異なる場合があります。近年、オンラインポーカーオンラインカジノのようにネット上で遊べるポーカーも増えているため、遊んでみたい方は事前にルールを確認してください。