パチンコスロットは完全確率ですがその証明はできないみたいです…

パチンコスロットは完全確率ですがその証明はできないみたいです。何故ですか?

回答

A.K.:

が完全だって!?
少なくても、ジャグラーシリーズの6号機は違う可能性が高いぞ!!!
byポン田 ポン五郎


doraty_com:

については
国家公安委員会規則の「遊技機規則(略称)」の条文です

内部抽せんは、次のいずれかに該当するものであること。
a 周期が0.05秒を超えるものでないこと。
b 周期が規則的であるものその他当該くじに当せんする機会を容易に推定することができる仕組みのものでないこと。

「完全確率」であるとは書いてありません

ただし警察庁の解釈基準において

内部抽せんは、条件装置の作動等、遊技の結果に影響を及ぼすものである。
出現する乱数値に偏りが出る仕組みは 「当せんする機会を容易に推定することが 、 できる仕組み」であると解する。
よって、内部抽せんが、周期が1回の遊技の結果が 得られるまでの間において終了しない仕組みである等出現する乱数値に偏りが出る仕 組みである場合には、当該内部抽せんの偏りが出る仕組みは、本規定に抵触する。

実に難解でしょう

結構長く文字数が足りませんので「全文ならリンクで」す
https://doraty.huuryuu.com/pachinko/
そこの「完全確率」を参照して下さい

それを省略したのが↓です

パチンコ規定に「完全確率」の用語はでてきません
ただし特許庁の「標準技術集 遊技機及びその関連技術」には
確かに「完全確率」の記述はあります

また「完全確率」とは数学用語には出てきません

確率論ではよく聞く言葉が「独立試行」があり
その試行が繰り返し行ったとしても
ある回の試行が他の回の試行に影響を及ぼすことがないと解説されております

」がギャンブルに深く研究されたのですから
数学もその概念はありますね

パチンコ・パチスロに「完全確率」の用語が使われたのは
「元々そうではなかったのが原因」で「完全に毎回決められた確率に従い抽選しています」のアピールだったのかと思います

その取締り規制する「風俗営業等の及び業務の適正化等に関する法律」のも「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」にもその用語は表示されていません

用語として公表されたのが「標準技術集」として
特許庁が作成した文献に記載されています

これは専門的新技術の出願物の効率的な調査に役立てるためのものであり
パチンコ業界での用語を掲載しています

の場合の表現】
パチスロにおける役の抽選は基本的に「完全確率抽選」で行なうこととなっている

完全確率抽選(俗称)とは
払い出しのある役の抽選確率に関してベット枚数(有効ライン数)や設定による要因を除き
常に一定の確率で抽選を行なうことを指す

すなわち、いかなる条件下でもパチンコ機のように確率変動が認められていないことである

【パチンコの場合】
現行機におけるメイン基板による抽選は
以前の抽選結果による影響を受けない完全確率方式によって行なわれ
毎回同一の確率で抽選が行なわれる

パチンコにおける抽選及び当選の判定はメイン基板内で行なわれる

【解説】
あくまで「抽選」と「判定」は同じ様で異なるのはお解かりですか

パチスロはそもそも過去の「吸い込み方式」などは禁止され
1988年の2号機から抽選方法が完全確率方式に統一されます

パチスロのコイン払い出しは「内部抽選」当選
その後にドラムを揃えて初めてなされるものであり
ボーナス以外は揃わなければ無効になります

その2段階性を応用し考えられたのが「ストック機能」で
「合法的爆裂機時代」ですが
5号機で禁止になりました

現行パチンコの羽モノとは異なる一般デジタル機は
スタートチャッカー入賞でセンサー感知して常時高速でカウントし続ける「乱数・・・数値(0・1の組み合わせ)」を抽選しメモリーに格納します

この「乱数抽選」行為を「完全確率」で行っていると表現しています

「判定・・・当否・確変・通常・ラウンド振り分けなど」は別のルーチンになり
ここから「抽選と判定は別」であるとも言えます
まぁ考え方は色々ですね

最近の機種においては
大当たりになった後でラウンド配分を決定する機種もでてきました
これらは正に、直接ではないもののその応用のひとつとも言えます

パチンコの抽選判定の拾いこむ数値(乱数)は「完全確率・独立抽選」
つまり前回の事象に影響しないと独立試行と言われています

そうであれば、打ち手にとっての「損益分岐点」での「ボーダー」より
良く回る台を打ち続けることで勝つことが出来る(負けることが少ない)訳です

これは確率論・統計学において説明される
同条件下のもとであれば、その試行回数が増えるの従い「理論的確率」と「経験的確率」が近似値になるとの「大数の法則」を元としています

簡単に言えば「数こなせば結果はあらかじめ決められた確率にどんどん近づいてくる」と言うものです

ただそれが巷において大当り(初当たり)回数が「収束」するなどと勘違いが起きています

独立試行はその名の通り前回の出来事を覚えていません
よって何回も繰り返す事で途中に起きた「偏り」が分母が増加する事で「確率上うすくなったように見える」だけです

「大数の法則」は正に「定理」であり
その真意もそこにあり回数の「収束はしない」のであります

それらの前提の元であればパチンコの「ボーダー理論」は正攻法であり王道と言えるのでしょう

次に出玉性能に関する試射試験の基準です

一例ですが
遊技球の試射試験を1時間行つた場合において、獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の3倍に満たないものであること

以下4時間・10時間の規制があります

これは以前の法律改正時に風適法のいう「著しく射幸心を・・・・」の抑制のため、複数時間内を加味したものです

元来「完全確率・独立抽選」は「偏り」があり
それをも理論的に容認された事柄でありますから、時間規制は矛盾したものであるとも言えます

いずれにしても「完全確率」があり「確変機能」があるパチンコ
確率論定理でも間違いなくそのブレは訪れます

それを「仕組み」と捉えるかどうかにより「」の正当性は
結果は同じように見えても真っ向から異論がでるのもあるのでしょうね

自分が経験則で見てきた事柄まで含めて考えれば、まだまだ多くあります

「完全確率」は予見できませんが
「仕組みは読める」のですから楽しいですね

パチスロは説明した通りですが
RT/AT/ARTなど様々な仕組みがあり
少しニアンスが異なりますね