オンラインカジノの借金問題!破産までのプロセスや予防策を解説

オンラインカジノの認知度が広まりつつある昨今、ギャンブル依存症支援団体に寄せられるオンラインカジノ絡みの借金の悩み相談が増加しつつあります。

オンラインである以上、自制できなくなって借金問題を抱えてしまう人がいても不思議ではありません。

を遊んでいる人も、借金で苦しむことになってらどうしよう…と心配な人は多いでしょう。

そこでこの記事ではオンラインカジノの借金問題を取り上げ、オンラインカジノで借金する人の特徴から借金をしないための予防策まで解説していきたいと思います。

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クレジットカード決済やダラダラ遊ぶ等オンラインカジノで借金する人にはいくつか特徴があります。一つでも当てはまる人は借金しないための予防策を早めに実行するようにしましょう。

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この記事を読んだらわかること

目次

  • 実際にあったオンラインカジノの借金事例
    • 【事例①】大勝ちした興奮を忘れられず借金300万円
    • 【事例②】2児の父が1000万円借金でマンション売却
    • 【事例③】息子にカードを使われて借金地獄に
  • オンラインカジノで借金をする人の特徴
    • クレジットカードで入金している
    • 過去に大勝ちした経験がある
    • 損切り・勝ち逃げができない
    • ギャンブル依存症になっている
    • 借金返済を目標にオンラインカジノを利用している
  • オンラインカジノの借金は自己破産できる?
    • 自己破産のメリット
    • 自己破産のデメリット
    • 債務整理・任意整理となる可能性もあり
  • オンラインカジノで借金しないための予防策
    • クレジットカードを使わない
    • 利益目標額や損失想定額を設定する
    • 勝ち越せたらこまめに出金する
    • 出金申請したらゲームプレイしない
    • 自己規制機能を活用する
  • 自己規制機能があるおすすめオンラインカジノ
  • オンラインカジノの借金問題まとめ

実際にあったオンラインカジノの借金事例

まずはネットニュースやTVで実際に取り上げられたオンラインカジノの借金事例をみていきましょう。

【事例①】大勝ちした興奮を忘れられず借金300万円

都内に住む会社員の男性(31歳)が初めてカジノを経験したのは大学留学時。飲み会の帰りに友人に誘われてお城のような外観のカジノに足を運び、運良く勝てた結果、手持ちの50豪ドルが10倍まで増えました。

大勝ちした興奮が忘れられなかった男性はその後もカジノに足しげく通い、最終的にギャンブル依存症と診断されるまでになります。

大学を卒業後帰国したのをきっかけに「ギャンブルから足を洗おう」と誓ったものの、ついにオンラインカジノに手を出してしまうことに…。クレジットカード等でお金を借りてつぎこみ続け、最終的に、借金は300万円まで膨らみました。

参考: 依存症招くカジノの闇 「テーマパークのノリ」が怖い…借金300万円、はまった経験者が語る

【事例②】2児の父が1000万円借金でマンション売却

都内在住で二児の父であるNさんは、もともと競馬やパチンコが好きでした。オンラインカジノを始めるきっかけになったのはコロナ禍による緊急事態宣言です。場外馬券売り場やパチンコ店が休業したので、広告をみてきになったオンラインカジノに手を付けました。

閉店時間があるパチンコやレース数が限られる競馬と違い、オンラインカジノは24時間365日できることもあって、仕事中でも遊びたい衝動に駆られてしまったNさん。お金が無くなるまでやめられないほどにハマッてしまうほどになり、カード数枚の限度額いっぱいまで使って1年で1,000万円以上の借金を作ってしまい、うつ病を発症してしまったそうです。

最終的に、返済のめどをたてるため、家族と住むマンションを売りに出すまでに至りました。

参考: オンラインカジノにハマった2児のパパが語る依存体験 2年で借金1000万円「違法の認識広まって」

【事例③】息子にカードを使われて借金地獄に

ギャンブルに関する相談支援に訪れた相談者の方は、家族がオンラインカジノにのめり込み、深刻なトラブルに巻き込まれてしまっているようです。

オンラインカジノにハマッたのは相談者の息子。息子にカード2社を使い込まれてしまったうえに、闇金で借りて返せなくなったため、相談者本人確認が破産しないといけない状態になってしまいました。

参考: やめたくてもやめられない 広がるオンラインカジノの闇

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オンラインカジノで借金問題に発展する人には、「勝った経験」や「カード使いすぎ」などの特徴がみられます。次項目でその特徴をまとめて解説していきますので、自分が当てはまらないかチェックしてみてください。

オンラインカジノで借金をする人の特徴

前項で紹介したオンラインカジノの借金事例やオンラインカジノプレイヤーの言動を参考に、オンラインカジノで借金する人の特徴を以下5項目にまとめました。

クレジットカードで入金している

現在ほぼ全てのオンラインカジノがクレジットカード入金に対応していますが、クレジットカード入金でオンラインカジノきっかけの借金を作ってしまう人は少なくありません。

クレジットカード入金は便利ですが、手元に資金がなくても入金できてしまうため、借金を作るきっかけとなってしまいます。

もう少しで勝てると思って何度も追加入金したり、オンラインカジノ勝利金が入るとあてこんで給料や貯金だけでは返せないような額をカード決済したりすると危険です。

過去に大勝ちした経験がある

過去の大勝ち経験が忘れられなくて借金を重ねてしまう人もいます。

大勝ちするということは、たいていは大金をはっている等のハイリスクな賭けしているということ。

たまたま偶然当たってビッグウィンを引き当てたがために、「資金があれば勝てる」「ハイリスクでも自分なら当てられる」といったように過去の経験にすがってベットしていまい、結果なにも当てられずに散財してしまうという話は珍しくありません。

損切り・勝ち逃げができない

損切り・勝ち逃げ出来ないのは、オンラインカジノで負け越す人の典型パターンです。

損切りや勝ち逃げが出来ないということは、つまり資金管理が徹底できていないことを意味します。

資金管理ができない人は遅かれ早かれ資金が尽きてしまいますし、資金管理の甘さが借金にもつながりがちです。

ギャンブル依存症になっている

生活に支障をきたすほど繰り返し借金してギャンブルしている場合、その借金の根本原因はギャンブル依存症の可能性が高いです。

ギャンブル依存症とは、ギャンブルにのめりこんで自分をコントロールできなくなる精神疾患です。

依存症になってしまうと、ギャンブルきっかけで人に嘘をついたり、借金をしたり、人間関係が壊れていくといった状態に陥ってしまいます。

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幸いなことに、ギャンブル依存症は不治の病ではありません。専門機関は全国各所にありますし、保険適用で治療を受けることもできます。

借金返済を目標にオンラインカジノを利用している

オンライン金を借金返済のあてにすると、いつかは負け越してさらに借金を重ねることになり、最終的には借りることができなくなり、生活も成り立たなくなります。

生活が崩れるほどの借金をした場合は、自己破産を検討した方がいいです。

自己破産とは、借金の支払い義務を免除できる手続きのことです。自己破産の申請がとおれば、借金を支払わずに済むようになります。

「オンラインカジノでぼろ負けしても最終的に自己破産すればいいじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、そう甘くはありません。

オンラインカジノが理由の借金は、絶対に自己破産できるとは言い切れないからです。

オンラインカジノの借金は自己破産できる?

結論から先に言いますと、オンラインカジノの借金は自己破産できない可能性が高いとされています。

理由はオンラインカジノの借金は「免責不許可事由」扱いになるかもしれないからです。免責不許可事由とは、簡単にいえば、裁判所から借金免除を認めてもらないことを指します。

とはいえ、100%自己破産できないとも言い切れません。ギャンブル依存症等やむを得ない事情があったと判断されれば、自己破産を認めてもらえることもあります。

ですので、もし借金に悩んだら、以下メリット・デメリットを踏まえたうえで自己破産を検討するようにしましょう。

自己破産のメリット

自己破産するメリットは下記のとおりです。

  • 借金すべて支払う必要がなくなる
  • 債権者からの請求や催促がなくなる
  • 財産すべてを失うわけではない

自己破産の最大のメリットは借金がすべてなくなり、返済のストレスから解放される点といっていいでしょう。返済義務がなくなった状態から新しい生活の再スタートを切れます。

自己破産のデメリット

自己破産するデメリットは下記のとおりです。

  • 一定期間新たな借り入れができなくなる
  • 20万円以上の保有財産が処分される
  • 職業や資格が制限される

自己破産をすると、一定期間新しいカードは作れませんし、ローンも組めません。また、警備員や弁護士等の特定の仕事ができなくなります。

しかし、いずれも生活を大幅に制限するほどのものではないので、デメリットよりも借金がなくなるメリットの方がはるかに大きいです。

債務整理・任意整理となる可能性もあり

自己破産が認められなかったとしても、債務整理や任意整理で借金を減らすこともできます。

債務整理 借金を減額したり、支払いに猶予を持たせることで借金問題を解決する手続き。
任意整理 債務整理の一種。裁判所を通さずに債権者と交渉し、借金を減額したり利息をカットする。

自己破産のように借金がなくなるわけではありませんが、借金の総額を下げられることもあるため、借金の悩みを軽減できます。

オンラインカジノで借金しないための予防策

前述した借金事例や借金する人の特徴を参考に、借金しないための予防策をまとめました。オンラインカジノで借金するかも…と心配な人やこれ以上借金を増やしたくない人はぜひ参考にしてください。

クレジットカードを使わない

まず手軽に入金できてしまうクレジットカードの使用をやめるようにしましょう。

クレジットカードを使わなければ余計な借金を作ってしまうリスクを下げることができます。

下記クレジットカード以外のオンラインカジノ入金手段です。

  • 銀行振込
  • 仮想通貨
  • ペイズ(旧エコペイズ)
  • ベガウォレット
  • スティックペイ
  • マッチベター

上記の決済方法は残高がないと使用できないので、クレジットカードのように借金が発生する心配はないです。

オンラインカジノで使えるはこちら

利益目標額や損失想定額を設定する

カジノゲームは最終的には必ず運営側が勝つようにできています。

すべてのゲームは毎ゲームごと手数料が発生するため、全体の還元率は100%を下回るからです。

還元率100%未満のゲームでだらだら遊んでいれば、大数の法則により、実際の還元率も100%未満に収束して負け越す可能性はどんどん高くなっていきます。

負け越しが続いて借金を作るハメにならないためにも、遊ぶのであれば、あらかじめ利益や損失の目標額を設定して節度をもってゲームプレイするようにしましょう。

大数の法則詳細はこちら

勝ち越せたらこまめに出金する

勝ち越せた時にこまめに出金するのも借金しない策の1つです。

アカウントに資金があると何かと遊びたい誘惑にかられてしまいますし、出金しないといつまで経っても利益を確定できません。

オンラインカジノによっては出金時に手数料がかかってしまいますが、勝ち越した分を全部溶かすまでゲームしてしまうことと比べたら、小さな損だと思って割り切った方がいいでしょう。

出金申請したらゲームプレイしない

一般的なオンラインカジノは、いったん提出した出金申請をキャンセルしようと思ったら、自分で解除できてしまう仕様となっています。

ただ、出金が待てなくてキャンセルし、遊んでしまうのは、借金に近づく行動といっても言い過ぎではないでしょう。せっかく手元に入るはずだった資金を失うリスクにさらしてまで遊ぶのは、もったいないです。

出金申請後はコンビニに行くなりTVを見るなりして気を紛らわすようにするのをおすすめします。遊びたい衝動を抑えて利益を手にする喜びにフォーカスできれば、借金につながるほどの大敗を避けられるようになるはずです。

自己規制機能を活用する

自己規制機能とは、一部オンラインカジノにある制限機能のことです。

自己規制機能では以下の項目を制限できます。

入金額 一定期間に入金できる金額を制限する
プレイ時間 一回あたりの連続プレイ時間を制限する
損失額 設定した損失額に指定期間で到達したらゲームできなくなる
ログイン時期 設定した期間内にログインできなくなる

自己制限機能を活用すれば遊びすぎを防止できるので、借金するリスクを下げられます。

自己規制機能があるおすすめオンラインカジノ

自己規制機能があるオンラインカジノの中から下記おすすめサイトを選定しました。

カジノ名 特徴 公式サイト
ベラジョンカジノ
ベラジョン
・日本ユーザーから一番人気のオンラインカジノ
・当サイト経由登録で150回フリースピン進呈
限定ゲーム多数配信
公式サイト
遊雅堂
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・ベラジョン系列の和風オンラインカジノ
・当サイト経由登録で3,000円ボーナス進呈
スポーツベットでも遊べる
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カジノシークレット
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出金条件なし即払いキャッシュバック
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カジ旅
カジ旅
・RPG風の冒険型ボーナス制度
・当サイト経由登録で$40ボーナス進呈
でも遊べる
公式サイト

自己規制機能を使ってもやめられそうにない場合は、アカウントを永久凍結したいとサポートまでご連絡ください。

自分で退会・永久凍結手続きした場合、そのオンラインカジノだけでなく、系列オンラインカジノも含めてアカウントログインできなくなります。

オンラインカジノの借金問題まとめ

この記事のまとめ

  • オンカジでのクレジットカード入金は借金の危険性大
  • 過去の大勝ち経験が忘れられず借金をすることもある
  • 勝ち逃げ出来ない人は借金するリスクが高くなる
  • オンカジでの借金は自己破産できない可能性もある
  • オンカジで遊ぶなら自己規制機能を活用した方がいい

オンラインカジノで借金は絶対作らない!と思っている人でもなにがあるか分かりません。つい魔が差して、クレジットカードの枠いっぱいまで使ってしまう可能性はあるものだと警戒しておくぐらいがちょうどいいでしょう。

もし借金を作ってしまったら、一人で思いつめずに、ギャンブル依存症支援の団体に問い合わせたり、自己破産や債務整理の手続きができないか弁護士事務所に相談してみてくださいね。