パチスロの新規制とは?
パチスロの新規制とは、出玉面や技術面、システム面など様々な側面から パチスロに対して行われる改変を意味します。
例えば、記憶に新しい新規制を取り上げると3000枚規制や2400枚規制です。
新規制が行われる前なら、一度のボーナスやAT・ARTにおいて獲得できる出玉に上限はなく青天井でしたが、規制後は3000枚もしくは2400枚が上限です。
しかし、ネガティブな規制だけではなく、新規制により規制緩和される場合もあります。
例えば、現在噂されている6.6号機では、有利区間が最大4,000Gから6,000Gに緩和されると言われています。
2024年4月時点で型式試験申請中のようなので、2024年夏にもお目見えするのではないかとの話も出ています。
このように、パチスロは時代背景に合わせてさまざまな新規制が行われてきました。
パチスロの新基準機
パチスロの新基準機とは、先に説明した新規制に合わせて作られた機種を指します。
直近の新基準機としては6.5号機が挙げられ、2024年夏以降には6.6号機が登場するとも噂されています。
この項目では、 6号機以降の新規制に合わせてこれまでに登場した、代表的な新基準機3機種を紹介します。
- Re:ゼロから始める異世界生活(6号機)
Re:ゼロから始める異世界生活は、2400枚規制が始まった6号機時代初期の パチスロの人気機種です。
当時としてはまだ数少なかった3戦突破システムや、純増約8.0枚と非常に出玉速度の速いATが人気を博しました。
カテゴリー | 内容 |
特徴 | 純増約8.0枚のATを搭載し、6号機初期は飛びぬけた出玉増加速度が話題になった |
機械割 | 97.4%〜113.3% |
- パチスロ犬夜叉 (6.5号機)
パチスロ犬夜叉は、6.5号機から緩和された2400枚規制を存分に堪能できる出玉性能を有した爆裂機です。
一度連チャンし始めると、獲得ボーナス数も比例して増えていくため、後半は1連チャンごとに非常に気合が入る仕様でした。
カテゴリー | 内容 |
特徴 | 連チャンするほどボーナス獲得数が増えるゲーム性と高い出玉性能が話題を呼んだ |
機械割 | 97.8%〜112.2% |
- 革命機ヴァルヴレイヴ
革命機の名に相応しい、スマスロを代表する1台であり、 スマスロのおすすめ機種です。
上位ATに突入すると、高い純増枚数と継続率で万枚到達まで約2時間で到達可能な、破格の出玉性能を誇ります。
カテゴリー | 内容 |
特徴 | スマスロ最初期機種にして完成形とも言われる一台 |
機械割 | 97.3%〜114.9% |
これまでのパチスロの規制
パチスロが世に初登場したのは1980年と古く、 パチスロの歴史は非常に長いです。
この項目では今まで行われてきたパチスロの規制や大きな変更点を、特に影響が大きかったものをピックアップし、簡潔に解説します。
- 吸い込み方式(2号機)
- 0秒のウェイト(2号機)
- フルーツ集中禁止(3号機)
- 1秒のウェイト(3号機)
- リプレイ搭載(4号機)
- 解釈拡大によりCT機、AT・ART機が登場(4号機)
- ボーナスストック禁止(5号機)
- リプレイ外しが不可能(5号機)
- 天井機能の抑制(5.5号機)
- 出玉はメイン基板で管理(5.5号機)
- 純増2.0枚以下(5.5号機)
- 有利区間の導入(5.9号機)
- 3000枚規制(5.9号機)
- 2400枚規制(6号機)
- 有利区間が3000Gへ(6.2号機)
- 2400枚規制が差枚数管理へ(6.5号機)
- 有利区間が4000Gへ(6.5号機)
- 有利区間が無制限へ(スマスロ)
パチスロの規制・規制緩和がどのように行われてきたのか、背景も踏まえながら一緒に見ていきましょう。
2号機
吸い込み方式
現在における天井に近い機能として、既定枚数投入でボーナスが成立していましたが規制されました。
4.0秒のウェイト
1分間に400円の投資金額を超えないように、1リール回転ごとに4.0秒のウェイトが追加されました。
3号機
フルーツ集中禁止
一定のゲーム数15枚役(フルーツ)が高確率で成立する、フルーツ集中が禁止されました。
4.1秒のウェイト
2024年7月時点と同様の、4.1秒ウェイトに変更されました。
4号機
リプレイ搭載
投資金額を抑制する意味合いで、 4号機にはリプレイ機能が搭載されました。
解釈拡大によりCT機、AT・ART機が登場
さまざまな規制の緩和により、 スロット4号機の歴史では多種多様なゲーム性を持つ機種が多くリリースされました。
5号機
ボーナスストック禁止
5号機ではボーナスをストックする機能が禁止され、ストック機が作れなくなりました。
リプレイ外しが不可能
4号機時代の攻略要素のひとつであった、リプレイ外しが不可能になりました。
5.5号機
天井機能の抑制
4号機~5号機時代の天井機能の恩恵は、一部の機種において非常に強力なものでした。
しかし、5.5号機になり射幸性を抑える意味合いで、天井機能による恩恵が非常に低く設定されました。
具体的には、これまでのように80%の継続率を持ったATに当選するような、強力なフラグを設定できなくなりました。
出玉はメイン基板のみで管理
これまでは、出玉の管理はメイン基板とサブ基板の両方で行われていました。
しかし、5.5号機以降の出玉管理はメイン基板のみで管理され、扱える容量が減り、演出や抽選の自由度が大幅に低下しました。
純増2.0枚以下
高純増機が規制され、純増2.0枚/1G未満でないとスロットは作れなくなりました。
この規制を受けて、5号機時代の爆裂 AT機(純増2.5枚~3枚/1G)が実質禁止になりました。
5.9号機
有利区間の導入
5号機の歴史の中で最も注目を浴びた規制が、出玉規制の一環として有利区間が導入されたことです。
パチスロの有利区間とは、高まり過ぎた射幸性を抑制するために導入された規制です。
5.9号機時点の有利区間は最長1500Gで、純増が2.0枚/1Gに規制されたため、1500Gすべてを消化しきったとしても約3000枚の出玉しか得られません。
3000枚規制
前述のとおり、5.9号機には1500Gの有利区間と2.0枚以下の純増枚数の制限があるため、いわゆる3000枚規制が行われました。
6号機
2400枚規制
6号機の規制では、5.9号機よりさらに規制が強まり、一度の有利区間で得られる出玉の最大枚数が2400枚に制限されました。
それと同時に、純増枚数2.0枚以下の規制は撤廃され、出玉スピードだけなら5.9号機時代より優れた機種が多数リリースされました。
6.2号機
有利区間が3000Gへ
これまで有利区間は最長でも1500Gでしたが、6.2号機からは2倍の3000Gに緩和されました。
これまでせっかく大きなゲーム数を乗せたのに1500Gの有利区間を完走してしまい、損をしてしまうケースがほぼなくなったため、ユーザーにとって嬉しい規制緩和でした。
6.5号機
2400枚規制が差枚数管理へ
6号機から始まった2400枚規制が、差枚数で2400枚に緩和されました。
分かりやすくいうと、この緩和を受けて、一番マイナスが大きいところからプラス2400枚になるまで出玉が獲得できます。
例えば、マイナス2000枚の状態から出玉を獲得し続けたとすると、最大で約4400枚獲得が可能です。
2400枚規制緩和前は、どんなにマイナスの状態であったとしても、一回の有利区間で得られる出玉は2400枚が上限だったため、ユーザーにとって非常に嬉しい緩和でした。
有利区間が4000Gへ
6.5号機は2400枚規制の緩和だけでなく、有利区間のゲーム数も緩和されました。
出玉の獲得枚数が差枚数方式になったため、有利区間が最長4000Gになったことで、最大枚数を取り切れずに有利区間を完走してしまうのではないかというユーザーの心配を払拭できました。
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メダルレス機
有利区間が無制限へ
2023年には、メダルレスのスマスロが導入されました。
スマスロにも有利区間が搭載されているものの、6.5号機と違いゲーム数に制限がありません。
したがって、6.5号機時代に時々発生した、差枚数で2400枚取れなかった状況がなくなりました。
ただし、有利区間は差枚数2400枚を達成する前に、機種ごとに定められた特定の条件下でも パチスロのリセット(いわゆる有利区間切れ)が発生するため、有利な状況でも必ず差枚数2400枚を獲得できるわけではありません。
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これまでのパチスロの種類
2024年時点でパチスロには大きく分けて以下の2種類に分別されます。
- パチスロ
- メダルレス機(スマスロ)
それぞれの違いを解説します。
パチスロ
一般的に認知されているスロットといえば、パチスロです。
パチスロはメダルを投入して遊技し、法律上は回胴式遊技機と呼ばれます。
メダルレス機
2023年に入ると、これまでのパチスロとは異なりメダルを投入する必要のないスマスロ(メダルレス機)が登場しました。
正式名称はスマートスロットであり、メダルの管理はすべて電子信号で行われます。
スマスロは規制緩和の対象で、6.5号機までは最長4000Gだった有利区間が無制限に変更されました。
パチスロの新規制で業界が終了しない理由
パチスロで新規制が出てくるたびに、もう業界は終わりと嘆く人がいます。
しかし、実際は長年続く業界であり、今後も業界が続くことは間違いありません。
業界が終了しないと言われているのは、以下の理由からと言われています。
- 過去に幾度となく新規制が行われているため
- さまざまな企業が関わり合って成り立っているため
- 5号機以降盛り上がりを見せているため
- 根強いファンがいるため
この項目では新規制によってパチスロ業界が終了しない理由を4つ解説します。
過去に幾度となく新規制が行われているため
パチスロ業界における新規制は3000枚規制だけでなく、過去に幾度となく行われています。
大きな規制が入るたびに、一部の人々によってパチスロ業界は終わりだとまことしやかに語られてきました。
業界としては多少縮小しているものの、終了する気配はありません。
さまざまな企業が関わり合って成り立っているため
今後どんなにパチスロの新規制が行われても、業界はさまざまな企業が関わり合って成り立っているため、そう簡単には終了しません。
パチスロ業界は単独でなりたっておらず、製造業、不動産業、サービス業などさまざまです。
いずれの業種においても、雇用を生み出し、地域貢献の意味合いも少なからず含んでいるため、パチスロ業界はそう簡単に終了しないと推測します。
6.5号機以降盛り上がりを見せているため
5.9号機の3000枚規制や6号機に移行した数年は、これまでの5号機と比較するとパチスロの出玉性能が落ちてしまいユーザーの減少を招きました。
しかし、6.5号機やスマスロが導入されてからは、新しいゲーム性や出玉規制の緩和などもあり、業界が盛り上がりを見せています。
特にスマスロに関してはまだまだ発展する余地を残しているため、今後登場するパチスロの機種次第ではさらにユーザーが増加する可能性すらあります。
一定数の根強いファンがいるため
パチスロには長年の歴史があり、いつの時代も一定数以上熱心なファン層が存在します。
熱心なファンになればなるほど、規制が変わっても完全には離れず、新しい形式のパチスロを受け入れ、適応していく可能性が高いです。
この固定客の存在が、パチスロ業界を下支えし続けます。
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パチスロ3000枚規制が注目された理由
パチスロは幾度となく規制の対象とされてきましたが、3000枚規制時は非常に注目されました。
それではなぜ3000枚規制が注目されたのか、上記の3つの理由を詳しく解説します。
- 前例がない大幅な出玉規制
- 大幅なゲーム性の変化
- 業界全体へ大きな影響
今後の規制にどうか関わってくるのかも踏まえ、一緒に考えてみましょう。
前例がない大幅な出玉規制
パチスロの出玉に関わる規制は、過去に何度も行われてきました。
しかし、5.9号機より組み込まれた有利区間の存在により、1度に得られる出玉の実質的な上限が設けられました。
具体的には、これまではどんなに出玉の増加が緩やかな機種であっても、AT・ART中に大きな上乗せを発生させれば5000枚、10000枚と上限なく出玉を得られる仕様でした。
しかし、3000枚規制によって、一度の有利区間内に得られる出玉は実質3000枚程度で打ち止めです。
これは過去に例のない大きな規制であり、ユーザーのみならず業界全体に与えたインパクトは非常に大きなものでした。
大幅なゲーム性の変化
有利区間による3000枚規制は、ノーマルタイプを除くほぼすべての機種のゲーム性に大きな変化を与えました。
さらにその後に6号機時代に突入し、2400枚規制が加わり、高純増な機種が増え始めます。
各パチスロメーカーも規制に対応すべくさまざまな工夫を凝らしたパチスロの開発を始めました。
業界全体へ大きな影響
出玉規制、1日で獲得できる期待出玉が下がったことから、ユーザーだけでなく、ホールも経営方針や機種の運用について大きな変化を余儀なくされました。
まず、出玉面で魅力的な機種が減った結果、ユーザーもそこまで多くのお金を使わなくなり、ホールの売上が減少したため、何かしら新しい施策を打ち出す必要がありました。
以上のことから、3000枚規制や6号機の登場は業界全体へ大きな影響を与えたと考えられます。
現行のパチスロ規制外の新勢力種類
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実機遠隔操作型のオンラインスタイル
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まとめ
当記事では、パチスロの新規制全般について、新基準機、これまで行われた規制などさまざまな観点から紹介・解説しました。
パチスロは日本人にとって馴染みの深い娯楽のひとつですが、長い歴史の中で幾度となく規制の強化と緩和を繰り返してきました。
今後もパチスロの規制の強化と緩和が繰り返されることは想像に難くありません。
パチスロユーザーは、何年かのスパンで訪れる規制と向き合って、その時代に応じた最適な付き合い方で楽しみましょう。
また、新勢力として登場した オンラインスロットや オンラインパチンコは、カジマルの おすすめオンラインカジノで遊べます。
パチスロ規制や時間、場所とらわれず、自由に楽しみたいプレーヤーにおすすめなので、ぜひ登録して遊んでみましょう。
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