中山グランドジャンプと中山大障害の障害内容は毎年同じメニューですか?
中山グランドジャンプと中山大障害はどちらが馬にとってハードコースですか?
内容って中山グランドジャンプと中山大障害は違いましたっけ?
回答
dia********:
中山大障害は芝4100m、グランドジャンプは4250m、距離が違います。
スタート地点はほぼ一緒。そこから障害コースを準回りに向こう正面まで、その後大障害コースに入り、メインスタンドに向かいます。中央のバンケットを下って登って、ダートコースを越えると大竹柵、これを超えて障害コースを逆回りに向こう正面まで向かいます。再度大障害コースに入り、今度は大竹柵の隣の大生垣(赤レンガ)へ、これを超えると障害コースを準回りに向こう正面まで。ここからが違ってきます。
グランドジャンプ障害コースからは芝の外回りコースへ。そこからは通常の芝コースなので向こう正面、34コーナー中間付近、最後の直線走路に置き障害を置いてます。当然、バンケットもありません。
大障害はそのまま障害コースを走りますので、バンケットもありますし、置き障害もありません。4コーナーで障害コースからダートを横切って芝コースの直線に入ります。
障害の種類や規模は例年と同じです。種類、規模はJRAのHPでも見られます。基本的に生垣のほうが高さも幅もあります。
私見ですが、グランドジャンプは最後のバンケットがなく、低く幅の狭い置き障害となりますが、大障害は最後にバンケットがあり、その後幅の広い生垣を飛ぶので、距離は短くなりますが大障害のほうがきついと思うんですけどね。
ちなみに、障害コースの4号障害(向こう正面の竹柵)は高さが可動式になっており、レースのレベル(未勝利、オープン)によって変えるそうです。また、この障害はグランドジャンプでは1回も飛越しません。
なお、大昔にアベコー(阿部幸太郎)という専門誌の記者が、大障害コースに挑み4時間以上かけて完走したそうです。