伝説のアポスティーユを求めて 第一話「アポスティーユってなんですか」 無駄口日記

みなさんこんにちは、ウィナーズクラブのベルです。

わたしはもちろん、みなさんと同様にオンラインカジノが大好きです。ですので、普段、一人のプレイヤーとして多くのカジノをプレイしています。ウィナーズクラブで紹介しているような実績のあるだけではなくて、新規開拓として、まだまだ実績の浅いこれからのカジノでもプレイしています。

そういったことをしているとトラブルに遭うことも結構あるわけで、嘘をつかれたり、無視をされたり、ボッシュートを受けたり、嫌がらせを受けたり、とまあ、この業界で起こり得そうなトラブルは一通り経験してきました。少々のトラブルや嫌がらせはサイト運営の「肥やし」と思っています。ははははは、わたしって心が広いでしょ。

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でも、今回のトラブルは10年選手のわたしでも、なかなかに斬新で、これまで経験したことのない新しいタイプでした。みなさんにとっても(ひょっとしたら)ためになる話かもしれないので、それを手記にしたいと思います。

……

最近わたしは某カジノで新規プレイヤーとして遊んでいました。そのカジノはプレイテックソフトウェアを採用し、日本語化されたウェブサイトも所有し、サポートも一応たどたどしい日本語メールサポートを有しているカジノです。これからのカジノとして注目しているカジノでした。

カジノの名前は……

名前をそのまま出すと、すぐに「訴える!」だの、個人的な嫌がらせがあったりだの、そういうのは面倒くさいし、嫌だし、わたしのような紹介サイト運営の場合、そういうカジノは紹介しなければそれでいいと思っているので、ここでは仮称で呼ぶことにしましょう。

そうですね、でも単なる「某カジノ」ではわかりにくいので、

仮称、カジノ.net としましょう。

その「カジノ.net」、数回目の払い戻しの時に「身分証明書を提出せよ」と言ってきました。

おかしいです。実は「カジノ.net」で遊び始めたのはまだ最近で、つい最近、「運転免許証」「パスポート」「住所の載っている請求書」、これらのコピーを提出したばかりです。それからまだ一カ月も経っていないのに、また身分証明書を出せというのです。

こういう場合、わたしはあまり言い争いをしません。「この前、提出したばかりだろ!」と言っても、カジノ側が非を認めることはまずないし、面倒くさいので、少々手間だけれども、もう一度同じドキュメントを提出しました。

これで支払いも無事されるだろうと思っていたら、

カジノは「この証明書ではダメだ!」というのです。

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以下、原文

 

Hi there Bell

○○ again from Casino.net regarding the documentation you have sent.

As I wrote in the previous email we need a "Notarised Identification Document", which is a special document because is sealed and signed by a Notary Public.

A notarised document is a copy of an original document that has been certified by a notary public to be a true and accurate copy of the original document. The notary public signs the document and embosses a notary public’s seal on the document.

Please if something is not clear don’t hesitate to contact us.

Kindest Regards, ○○

Casino.net – VIP Team

 

う~ん、要するに"Notarised Identification Document"を出せって言ってます。でも、"Notarised Identification Document"ってなんですか?

カジノ.netには一応日本語サポートもあるので、日本語で教えてよと聞き直してみました。(日本語サポートあるなら、最初から日本語で送ってくれよ。)

 

Bell 様

このたびのお引き出しに関して,必要な書類について弊社リスクチームよりご案内申し上げます。

Notalised Identification Documentとは、身分証明(本人確認)を求められる場合、一般には運転免許証やパスポート、住基カードなど公的機関が発行した証明書が使用されますが、この証明書の原本又は複写が真正であるかどうかを証明するもので、日本国内では公証役場で公証人により認証を受けることができます。

ID その他の認証先

パスポート:外務省(アポスティーユ)、弁護士、行政書士
運転免許書:警察庁、弁護士、行政書士

全国の公証役場所在地一覧はこちら www.koshonin.gr.jp

上記機関で認証を受けたIDの複写を、恐れ入りますが

(カジノ.net のあるジブラルタルの住所)までご郵送ください。

テンプレートをご用意しましたので、よろしければご利用ください。

(使えるか使えないかちょっと不安なテンプレート)

以上、ご協力お願い申し上げます。

 

なるほど、わかったような、わかんないような……

要するに、「公証役場で公証人により認証された証明書」を出せと。で、その証明機関としては、

パスポートだったら、外務省や弁護士や行政書士、運転免許証だったら、警察庁や弁護士や行政書士に認証してもらえと、

調べたら、そういうのを総称してアポスティーユと言うらしいです。

さらに、そのアポスティーユをジブラルタルまでわざわざ郵送しろと、

……

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あー面倒くせー

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