タイでカジノが合法化へ!カジノ解禁がもたらす影響と展望

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東南アジアの国・タイでカジノが解禁されることがついに決定しました。

シンガポールやフィリピンなど、東南アジアではを含む統合型リゾートが多く建設され人気となっていますが、タイでは今後カジノの合法化に向けた動きを加速させていくという閣議決定が行われ、タイのカジノ合法化はほぼ確実と言われています。

そこで、このページではタイでカジノが合法化した時にどのような経済的影響があるのか、またカジノが解禁された後の展望予想について出来る限り分かりやすく解説します。「統合型リゾート(IR)とは?」といった部分から解説するので、初心者の方も安心してご覧いただけます。

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(ウィナーズクラブ管理人)

ギャンブルが違法とされるタイでついにカジノが解禁されることが決まり、さらなる経済発展が期待されています。タイのどこに・いつ開業されるの?年齢制限や入場できる人はどうなる?といった気になる疑問点について徹底予想しています。タイ旅行でカジノを楽しめる日もそう遠くありません!

この記事で分かること

  • 現在タイにカジノはないがの動きはほぼ確実
  • タイでカジノ解禁後の経済的影響・社会的影響はどうなる?
  • タイ旅行でカジノを楽しもう!タイに訪れるときの注意点
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この記事はおよそ 6分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

目次 開く
タイにカジノはある?は合法?
タイでカジノが合法化へ【2024年5月時点】
タイでのがもたらす影響

経済的影響
社会的影響
タイのカジノ解禁後の展望を徹底予想

タイのカジノリゾートホテルはいつ開業される?
タイでカジノリゾートホテルが建設される場所はどこ?
年齢制限はどうなる?入場できる人はどんな人?
ポーカー大会は開かれる?
オンラインカジノはどうなる?
タイ旅行でカジノを遊ぶ際の注意点
タイ周辺のカジノがある国
よくある質問
まとめ

タイにカジノはある?ギャンブルは合法?

2024年5月現在、タイにはカジノはありません。タイの法律では、ほとんどのギャンブルを違法と定めており、1935年に定められたタイの賭博法に基づき罰せられます。ただし、政府が管轄する競馬と宝くじに限り合法と定めています。 について解説します。

ちなみに、東南アジアではマレーシア、フィリピン、カンボジア、シンガポール、ベトナム、ミャンマー、ラオスの7カ国がカジノの開設を認めているため、現在でもカジノを違法としている国は少数派と言われています。

なお、タイでは現在違法で運営されている闇カジノが横行しており、違法薬物と並んで社会問題となっています。

タイでカジノが合法化へ【2024年5月時点】

タイでカジノが合法化へ【2024年5月時点】

2024年3月、タイ国民議会において、カジノ合法化に関する研究報告書が採択されました。首相も前向きな姿勢を見せており、タイのカジノ合法化は確実という見方が広まっています。

タイでは、バンコク、プーケット、チェンマイなどの主要都市に5つのIRを設置することが示唆されています。

IR(統合型リゾート、タイでは「娯楽複合施設」と呼ばれています)とは、ショッピングモール、ホテル、コンベンションセンター、遊園地などが敷地内にあり、その中の1施設としてカジノが備わっているリゾートのことです。

外貨の獲得や雇用の確保が主な目的となっており、経営者には売上高の17%を課税することで税収を確保する仕組みとなっています。この17%という数字は東南アジアではかなり低く、事業者を誘致するねらいが込められています。

タイでのカジノ解禁がもたらす影響

続いて、タイにおけるカジノ解禁がもたらす影響について、経済面・社会面それぞれ見ていくことにします。

経済的影響

まずは、経済的影響について解説します。元々観光立国として人気を集めるタイですが、経済的には上向きになる試算が出ています。

タイ国内の経済的影響

タイは元々観光業がGDPの20%を占めるほど観光立国として力を入れていますが、IRができることにより観光業収入はおよそ最大で4,480億バーツ(約1兆8800億円)押し上げられ、GDPがさらに1%以上成長することが見込まれています。

これまで他国に足を運んでいた中国人富裕層がタイでカジノを遊ぶことにより、旅客1人あたりの支出額が増えることで収入が増加します。さらに、IRを運営するための雇用も創出されることから、カジノ事業が成功を収めるほど経済的に大きくプラスになることは間違いありません。

周辺国の経済的影響

中国人富裕層が多く訪れるシンガポールやカンボジアなどの周辺国は、自国の客をタイに奪われてしまうことから大打撃を受ける可能性が指摘されています。

社会的影響

カジノの合法化に関して大きな議題に上がるものといえば「ギャンブル依存症」です。例えばシンガポールでは自国民が利用する際に入場料が必要になったり、カンボジアでは外国人でないと入場できないなど強い制限が行われています。そのため、タイでも同様の措置を行う必要があると言えるでしょう。

また、違法賭博よりは管理されているとはいえ、治安の悪化が懸念されるという問題もあります。IRを推進するタイの財務大臣は、カジノの税収の一部を利用して周辺コミュニティの整備を行うと説明していますが、具体的な計画については今後策定される見込みとなっています。

タイのカジノ解禁後の展望を徹底予想

タイのカジノ解禁後の展望を徹底予想

続いては、これまでに報道等で確認されている情報を根拠に、タイでカジノが解禁された後の展望について当サイト独自の予想を解説します。

100%正しいと言い切ることはできませんが、「開業はいつ?」「どこで遊べる?」といった情報について分かりやすく説明します。

タイのカジノリゾートホテルはいつ開業される?

タイでカジノリゾートが開業するのは、早くとも2029年以降と考えられています。

元々タイでは2026年頃にカジノが解禁される予定であり、そこから事業者が施設の構築に着手するため、2030年の開業がおおよその目処となっていました。

しかし、既にタイではメイバンクなど様々な投資銀行が事業に興味を示しており、大阪IRよりも早い2029年の開業が実現する可能性も高いと言えるでしょう。

タイでカジノリゾートホテルが建設される場所はどこ?

タイでは最大で5つの都市にIRが設置される予定となっており、それぞれ離れた場所に建設しエリアごとに1つのカジノリゾートが遊べるようになる見込みです。現在の建設候補地は以下のとおりです。

タイカジノの建設候補地

  • 北部…チェンライ or チェンマイ
  • 東部…パタヤ
  • 南部…プーケット or パンガー or クラビ
  • 北東部…ウボンラチャタニ or ウドンタニ or コンケン
  • 首都バンコク

いずれも治安は他の都市より良く、交通の便もある程度確保できるような場所が候補地に上がっています。ただし、例えばパタヤは国内線を乗り継がないと行けなかったりと集客が見込めない立地のIRもあり、5エリア全てにカジノリゾートが設置される保証はありません。

年齢制限はどうなる?入場できる人はどんな人?

タイは成人年齢が20歳となっているため、カジノについても原則として20歳以上であれば入店OKと考えられます。日本では18歳からパチンコを遊ぶことができますが、タイでは18歳・19歳の方はカジノには入れないため注意しましょう。

なお、立ち入れないのはカジノの中だけで、ショッピングモールなど他の施設は全く問題なく利用できます。

外国人の場合、パスポートを見せて本人確認が完了すればすぐに利用できるはずです。タイの国民については、銀行口座の預金残高などによって生活に支障が無いと判断できる場合に限り入場が許可される見込みとなっています。

大会は開かれる?

2022年にはタイ東部のパタヤにあるポーカークラブが摘発されるなど、現在タイのポーカーハウスは違法となっていますが、カジノが解禁された場合ポーカーもOKとなることが考えられます。

特にポーカー大会は全世界で人気を集めており、東南アジアでもシンガポール・フィリピン・マレーシアなど多くの国でポーカールームがあるので、タイでもポーカー卓は開かれる可能性が高いです。キャッシュゲームで稼ぎつつ、タイで生活…というのもおすすめです。

はどうなる?

現在タイでは、オフラインカジノ(店舗型カジノ)とオンラインカジノの両方の合法化が提案されています。そのため、いずれも認められるとオンラインカジノも合法的に遊ぶことができるようになります。

タイ旅行でカジノを遊ぶ際の注意点

  • 両替は現地でするのがお得
  • トゥクトゥクに乗る際は乗車料金を事前に交渉する
  • 黄色・赤の服は避ける、カジュアルすぎる服装も避ける
  • スリやひったくりに注意

タイでカジノが開業した際、カジノを遊ぶときの注意点についてまとめています。タイは東南アジアの中では治安が良い国ではありますが、独自の文化が根付いているので、気をつけるべきポイントが多くあります。

例えば黄色や赤の服を着ていると、政府派・反政府派を表す服となってしまうため、黄色や赤の服は避けましょう。また、カジノにもドレスコードがありますので、サンダルやTシャツなどカジュアルすぎる服装は避けた方が良いでしょう。

外国人観光客を狙ったスリやひったくりについても十分注意が必要です。

なお、カジノが開業した際は、おそらくカジノの内部の方が両替所よりも良いレートで日本円と両替できるので、最低限のお金だけ空港で替えて、あとはカジノに出向くのがおすすめです。

タイ周辺のカジノがある国

タイ周辺のカジノがある国

東南アジアにはカジノを含めた複合型リゾートが近年非常に多くなっており、ASEAN(東南アジア諸国連合)ではカジノが無い国の方が少ないと言われています。タイ周辺のカジノがある国は以下の通りです。

  • フィリピン
  • マレーシア
  • ベトナム
  • カンボジア
  • ラオス
  • ミャンマー

ミャンマー、カンボジア、ラオス、マレーシアは国境を接しているので、気になる方はぜひ周辺のカジノでも遊んでみることをおすすめします。ただし、マレーシアとタイの国境は治安が悪いので、行くとしたら絶対に空路で向かいましょう。

よくある質問

タイにはカジノはありますか?

現在(2024年5月)、タイにカジノは存在しません。しかし、2024年にタイの国民議会においてカジノ合法化に関する研究報告書が採択されたことをきっかけに、タイでもカジノができる可能性が非常に高くなっています。現在のところ2029年以降に、カジノを含めた統合型リゾート・IRが最大5箇所にできる予定です。

タイ旅行でギャンブルはできますか?タイのギャンブルは競馬だけですか?

タイは原則としてギャンブルを違法と定めているものの、競馬や宝くじについては現在でも問題なく遊ぶことができます。また、タイに旅行した際は闘鶏やボートレース、ムエタイなどについては許可を取ることで賭けが認められるようです。ただし、パチンコ・パチスロについてはタイにはありません。

チェンライでカジノが遊べるのですか?

チェンライはタイの中で統合型リゾート(IR)が建設される予定となっている場所ですが、現状違法カジノを除いては遊ぶことができません。チェンライの近くには隣国のミャンマーなどカジノを遊べる都市がたくさんあるので、カジノを楽しみたい場合は周辺国に向かうことをおすすめします。

まとめ

タイは元々ギャンブルが禁止されているのですが、東南アジアにおける統合型リゾート・IRの人気ぶりを踏まえ、外貨の獲得・雇用の創出のためにIRを認める動きが広がってきています。このままの状況が続けば、タイでは2029年以降カジノリゾートでスロットやテーブルゲームなどを楽しめるようになります!

元々GDPの2割を観光業が占めるほど観光立国であるタイでは、IRによって顧客1人あたりの支出が増えて、観光業の収益が大きく押し上げられることが期待されています。

あと5年ほどでカジノリゾートが完成する予定なので、タイに旅行に出かけた際はぜひホテルに宿泊してゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?