無事これ名馬とはどのような意味なのでしょうか?
また、どのような時に用いるのですか?教えて下さい。
回答
例え大きなところ(G1)を勝てなくても健康で故障も無く現役生活を全うする馬こそが名馬である、と言う意味です
いわゆる馬主孝行な馬の事ですね(^_^)
kiryu:
言葉自体は「怪我や病気をせず、ずっと一線級で活躍し続けてこそ名馬である」という意味です。
例えばステイゴールドやイクノディクタスのような馬を指す言葉になるかと思います。
使いどころは難しいですが、ものすごく強くても骨折や病気を繰り返す馬がいたとして、その馬を名馬か否かと評価するうえで、「名馬とは無事是名馬であるべき。よってこの馬は名馬ではない」みたいな感じになるのかなと思います。
ちなみに元々は菊池寛というジャーナリストが「優駿」に書いたエッセイのタイトルが語源とされています。
ris********:
現代では「体は丈夫で故障や怪我などを起こさない。また体調も強く病気や体調が整わずになかなか走れないとかも無い馬で結果も残す馬」といった感じに使われ、ステイゴールドなどが代表として挙げられますね。
しかし元々は「素質がある馬でも馬主は常に故障などを起こさないかなどの心配、憂鬱な気持ちを7.8割持っている。だから多少素質に秀でていなくても無事に走ってくれるだけで馬主にとっては名馬」という気持ちを無事是名馬と表現したそうです。なのでG1、重賞などの大きな結果は無くても無事に走り続けていてくれるだけで良いといった事を表したものでした。
因みに禅語で「無事是貴人」という言葉があり(意味は全く違い、自然体の内に悟りを開くものが貴人という意味)、そこから作られた造語になります。