ボートレースで前付けする選手ってなぜスタートが遅くなるんですか?もちろん前付けしてもトップスタートする選手もいますがほとんど遅れてる気がします。自分でこのコースに進入すると決めてあ
る程度レバーを握る位置は分かってると思うのですが。
回答
nsj********:
スタートが遅いと言うか、良いスタートが行けないが正解かとおもいます。
競艇ボートにはブレーキがないため前付けした勢いでボートが前に進んでしまい通常よりも助走距離が短くなります。助走距離が短い、あるいはスタートライン上でレバーをアジャストすればその分スピードに乗ったスタートが切れないため、1マークを旋回するまでに他艇より遅れます。
常にイン或いは2コースに入るイン屋以外でも、外枠の時に舟券に絡む着を狙うために前付けする選手がいます。6→4コースくらいならそれほど進入が深くならないことが多いが、6→1、2コースになればほぼ深い進入になりレースが荒れます。それも競艇の醍醐味でしょう。
御茶の上州:
助走距離が短いとレバーで調整して合わせる時間がなくなりますからね。
0.何秒の世界ですので、一発で合わせるのはなかなか難しいのでしょう。
温度、湿度、気圧、風向、機力によって同じ90m起こしでも握り始めるタイミングは異なるようですから、多くの選手はこのリスクを回避するため、枠なり進入が多くなっていますね。
oys********:
ボ−トレ−スは基本6人でやるものです。他の選手の思惑もあるのです。ピット離れ互角なら基本的に内側の艇が内のコ−スを取れるル−ルに現状はなってます。前付けが来ても抵抗すれば内側に入られる心配はありません。ただ、あまり抵抗すると自分も助走距離が短くなって共倒れに終わる危険があります。ですから、前付けの選手が全速で速いスタートが行けない地点まで抵抗して、捲れる目処のついたところで内に入れてあげる(誰も入れてくれなければ枠なりオ−ルスローです)のがテクニックです。上手い選手が集うSGでは前付けはなかなか成功しません。不利な枠の選手が使う苦肉の策というわけです。
ryu********:
なるべく助走を取って、全速(レバーフルスロットル)でスタートラインを通過する事が理想ですが、前付けする事により助走が短くなって、スピードが乗り切るところまで届かない事が多いと思います。
内側の理で狙いに行ってスタートが揃うもしくは、惑わされた他選手のスタートが遅れれば勝機は上がりますが、揃ったとしても外側が全速で自分がそこに届いて居なければズルズルとターンマークまでに下がってしまう。
それなりのリスクも伴った作戦と言えると思います。