バリーズによるシカゴのカジノプランは資金調達が難航中
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バリーズ (Bally’s)は、アメリカに本拠地を置く企業であり、カジノを始め、 オンラインカジノや スポーツベッティングなど、 iGamingにおけるコンテンツを提供している大企業です。
カジノの聖地・ラスベガスにおいても、ホースシューラスベガスを経営し、アメリカのカジノ産業を作り上げてきた企業と言っても過言ではないでしょう。
そんなバリーズですが、現在アメリカ中部の大都市・シカゴにおいて、カジノを建設するプロジェクトを進めています。
このカジノの建設において、勢力を強める狙いのバリーズですが、現在カジノの建設にあたり、資金の調達に黄信号が灯っています。
バリーズの上層部は、シカゴカジノの建設に当たって、約8億ドル (日本円で約1200億円)の資金が不足していることが発表されました。
シカゴカジノは、現在、シカゴのメディア、シカゴトリビューンが所有していた土地にカジノを建設しようと計画しています。
バリーズが建設するカジノは、ラスベガスのようなホテルを併設した統合型リゾートになることが計画されています。
その為、プロジェクトは大規模と言え、総額で11億ドル (日本円で約1600億円程度)掛かると言われています。
バリーズのCFOによると、資金調達をしてシカゴカジノ建設を実現させるために、様々なパートナーとの会話を進めているとのこと。
また、バリーズがすでに所有しているカジノを売却し、シカゴカジノのための資金を調達するプランも出ているようです。
加えて、シカゴカジノの建設には、さらなるプランも浮上しています。
そのプランとは、バリーズがシカゴカジノの運営権を、トロピカーナラスベガス社に売るというもの。
トロピカーナラスベガス社は、ラスベガスにおいてカジノを建設する予定でした。
しかし、建設予定地が、メジャーリーグの球団・アスレチックスの新スタジアム建設地へと変更になりました。
その為、トロピカーナラスベガス社のカジノ建設案は白紙に戻り、最悪の場合バリーズがシカゴカジノの運営権を譲渡し、トロピカーナラスベガス社がカジノを運営する可能性も出ています。
アメリカのギャンブル産業の雄であるバリーズですが、シカゴカジノの建設はうまくいくのか。
シカゴは日本人観光客も多く訪れる土地であり、シカゴカジノが出来れば、日本のカジノファンの中には、嬉しい方も多いのではないでしょうか。
バリーズが手掛けるシカゴカジノに、注目が集まります。
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バリーズによるシカゴカジノの建設には、地元からも反発が
今回のシカゴカジノの運営権は、落札によってバリーズに決められました。
シカゴカジノの運営権の落札は、当時のシカゴ市長・Lori Lightfoot氏によって開催されています。
しかし、バリーズの落札が決まって以降、常に地元からの批判にさらされていました。
これは、落札の過程で欠陥があったと見られているためです。
バリーズもこのことは認知しており、シカゴはラスベガスのようなカジノリゾートを作るには、向いていないのではないかと危惧しています。
シカゴカジノの運営権落札においては、アメリカ政府からの捜査も入っている上、カジノがもたらす問題も、シカゴにおいて増えるのではないかと言われています。
その為、シカゴではカジノが建設されることに疑問符を持つ方も多いそうです。
バリーズによるシカゴカジノの建設は、どのような動向をたどるのか。
バリーズの資金繰りも含めて、これからのプロジェクトの進捗に注目が集まっています。
まとめ
今回は、バリーズが計画するシカゴカジノの建設において、資金が不足している一件を解説しました。
バリーズは現在、シカゴにラスベガスのような統合型カジノリゾートの建設を進めています。
しかし、約8億ドル (日本円で約1200億円)の資金不足に悩まされており、資金の調達に奔走しているようです。
また、バリーズのカジノ運営権取得には、欠陥があり、市民からはあまり良い反応を得られてないようですね。
バリーズは、ハードルを乗り越えてシカゴにカジノを建設出来るのか、これから注目です。
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