バカラゲームの11種類の特徴・違いなどを詳しく紹介

『バカラ』と銘打たれているテーブルは多く、大手プロバイダーのエボリューション社をはじめとして、プラグマティックプレイ・プレイテックライブ・MGライブ・SAゲーミング・イズギなどほとんどのプロバイダーがこの名前のバカラテーブルを用意しています。

最大手のエボリューションゲーミングの『バカラA』について解説すると、ベットしたいプレイヤーは皆同じようにベットすることができ、サイドベットは「タイ」「プレイヤーペア・バンカーペア」「ビッグ・スモール」など有名なベットが用意されています。
スタンダードなバカラを楽しむならこのテーブルが最もオススメです。一勝負をじっくりと味わいたい場合、「スクイーズバカラ」を利用して絞りを楽しみましょう。

『スピードバカラ』もかなり多くのプロバイダーで用意されています。
同じようにエボリューションゲーミングの『スピードバカラA』について解説すると、通常のバカラに比べて一勝負の時間が短く設定されています。
ベットタイムも10秒ほどと短めに設定され、ベットタイム終了と同時にカードを裏返して勝負します。そのため非常にコンパクトなバカラを楽しめます。

手っ取り早く勝負したい方、時間効率を上げたい方やより多くゲームをこなしたい方にオススメです。ただし、まだバカラに慣れていない初心者の方や、攻略法を使用したベットの上げ下げに時間がかかるというプレイヤーの方は、通常のバカラテーブルを利用した方が良いでしょう。
ちなみに、通常のバカラテーブルよりもスピードバカラの方がよりプレイヤーに人気のテーブルとなっています。

『ジャパニーズスピードバカラ』は、日本語を話すディーラーの方が勝負を進めてくれるスピードバカラです。
テーブル自体も東洋をイメージした飾りが施され、英語で結果を発表する他のバカラと違って、日本語で結果を発表してくれるので分かりやすく楽しめます。
初心者向け…と言いたいところですがこちらもベットタイムが短いスピードバカラなので、ひとまずライブバカラに慣れてからこのテーブルを利用するのがオススメです。

また、ディーラーにチャットで話しかけることもできるのですが、チャット欄も日本語ばかりなので、ドラゴンの流れに乗ったり、高額当選した人におめでとうと言ったり（もちろん言われたり）と、プレイヤーが一体となって楽しめることから非常に日本人プレイヤーから好評を得ています。

『ライトニングバカラ』は、当選率が高いバカラで一攫千金を狙えるという一石二鳥が売りのライブバカラです。
ゲームプレイ時、プレイヤーやバンカーなどのベットエリアに賭け金を置くと、その賭け金の20%にあたる金額を手数料として徴収されます。
その後、バカラの勝負が始まる前に、ライトニング抽選が行われます。
この抽選は無作為にカードの絵柄と倍率を表示し、書いてある絵柄と同じカードがその後のバカララウンドで登場した場合、登場した側の配当に倍率が付きます。
例えば「A♡・5倍」と表示されてバンカーにA♡が出てきたら、バンカーが勝利した時にさらに5倍の配当を獲得できます。

倍率は最大8倍ですが、複数枚出てくればその分掛け算になるので、最高で8倍×8倍×8倍＝512倍を獲得可能！
計算上タイに賭けて当たれば100万倍以上の配当も夢じゃないというモンスターゲームで大勝利を掴むチャンスです。

『手数料なし（ノーコミッション）スピードバカラ』は、いわゆる「ノーコミッションバカラ」を取り扱うバカラテーブルです。
普通、バンカーが勝利した場合、プレイヤーより勝率が高いことから5%の手数料（コミッション）を徴収されてしまいます。
しかし、ノーコミッションバカラでは、バンカーが勝利した時にコミッションを徴収されず、2倍の配当を獲得できます！

ただし、バンカーが「6」で勝利した場合、50%の手数料が生じ1.5倍の配当しか獲得できません。
そのため6で勝ったら損に感じてしまいますが、このスピードバカラでは「スーパー6」と言うサイドベットが用意されています！
これはバンカーが「6」で勝利した時に特別配当が獲得できるサイドベットです。
そのため損に感じていたバンカー6が逆に狙い目になります。
新しいバカラにぜひチャレンジしてみてくださいね。

エヴォリューションゲーミングが提供する『サロンプリヴェ・バカラ』は、「Salon privé」−「プライベートルーム」の意味の通り、プレイヤーが1人しか入れず、ディーラーと1対1で勝負するバカラです。
手持ち資金が6,000ドル以上あるプレイヤーしか入ることを許されないVIPバカラテーブルとなっており、最低ベット額は1,000ドル、最高ベット額はカジノサイトによって異なりますが$15,000〜$50,000となっています。

プレイヤーに合わせたテーブルが用意され、「ディーラーがすぐカードを配ることもでき、最大60秒待つこともできる」「わざと一勝負進め、ルックすることができる」「ディーラーの交代を要求できる」と様々な特典があり、まさにVIP専用のテーブルになっています。
ハイローラーの方は是非一度勝負してみてはいかがでしょうか？

Habanero社の『アメリカンバカラ・ゼロコミッション』は、珍しい条件で行われるノーコミッションバカラです。
前の項目で解説した通り、ノーコミッションバカラではバンカーが勝利したときに通常取られる5%のコミッション（手数料）がなく、勝利時に2倍の配当が得られるバカラのことを指します。
その代わり、普通のノーコミッションバカラの場合、バンカーが「6」で勝利した場合は配当が1.5倍になります。
しかし、このゼロコミッションバカラでは、「バンカーが7で勝利し、かつバンカーのカードが3枚だった」場合に、強制的に引き分けとなり配当が等倍返しになります。

ただし、ほとんど還元率は変わらないので通常のノーコミッションバカラとどちらの方が良いかはプレイヤーの好みと言えます。
また、唯一バンカーでもマネーシステムが利用できるゲームとなっているので、ソフト派の方には評判の高い機種となっています。

Habanero社の『アメリカンバカラ』は、非常にシンプルでわかりやすいソフトバカラです。
「アメリカンバカラ（American Baccarat）」とは、「ミニバカラ」と同じ意味があり、カードを絞ることなく淡々と公開されるため1クーが短いバカラのことを指します。
勝負が自動的に進むのでライブバカラよりもサクサクとしたプレイが楽しめます。また、「プレイヤー」「バンカー」「タイ」のいずれにしかベットできないため、シンプルで初心者にも遊びやすいことが特徴です。

ただしミニバカラといっても最大ベット額は10,000ドル（プレイヤー・バンカーにベット、ベラジョンカジノの場合）となっており、ハイローラーの方も満足いただける内容になっています。
シンプルで熱い勝負を楽しみたい方におすすめです。

Pocket Games社の『バカラデラックス』は、スマートフォンで遊ばれることを前提とした（PCでも遊べます）ソフトバカラです。
最初にノーコミッション（スーパー6）と通常（トラディショナル）のどちらのバカラで遊ぶか選ぶことができ、またテーブルの最低ベット額・最高ベット額を選択できます。
ベット額が一番低いテーブルであれば1ドルからプレイでき、一番高いテーブルであれば10,000ドルまでベットが可能です。

また、ライブカジノのような仕組みとなっており、プレイ時にカードのデッキが用意され、そのシューからカードが1枚ずつ配られます。
プレイしたくなければ「パス」を選んでスルーも可能。罫線も表示されており、実際にどのような試合結果だったかが分かります。
自分のペースでプレイできるソフトバカラの長所と、実際にカードが1枚ずつシューから配られるライブバカラの長所を掛け合わせたハイブリッドなバカラと言えます。

Play’n Go社の『ミニバカラ』は、プレイ開始後すぐに結果が表示されるゲームソフト系バカラです。
ベットできるエリアは「プレイヤー」「バンカー」「タイ」の3つしかなく、最小ベット額1ドル・最大ベット額100ドルと、高額ベットが飛び交うバカラにしてはかなり控えめな数字になっているので、初心者プレイヤー向けのバカラと言えるでしょう。

また、「リベットの場合自動的にゲームをスタートする」「ビーズロード（罫線）を表示する」などの設定も細かく行えるので、ストレスフリーなプレイが楽しめることは間違いありません。
特に、「バカラをとりあえずプレイしてみたい」「マネーシステムを使ってバカラを攻略してみたいけど、経験がない」といった方に大変おすすめです。

NetEnt社の『バカラ・プロ』は、実際のバカラテーブルをイメージしたグラフィックが特徴的なソフトバカラです。
一目で過去の勝敗がわかる表がが用意されている上、「ゲームヒストリー」を表示すれば過去のバカラの結果がなんとプレイヤーとバンカーのカードの絵柄まで表示されます。
最低ベット額1ドル〜最高ベット額1,000ドルとかなり広く設定されており、また「賭け金を2倍にリベットする」というボタンも備わっているため、マネーシステムを利用した攻略を簡単に行うことができます。

サイドベットはなく、「プレイヤー」「バンカー」「タイ」のみとなっていますが、タイは成功すると10倍の配当を獲得できる（通常のバカラテーブルでは9倍）ので、還元率にも優れたカジノゲームと言えるでしょう。