「バックボー」は、人気テーブルゲームである「バカラ」と「シックボー」を組み合わせた全く新しいライブゲームです。2022年にエボリューション社のライブゲームとして開発され、その斬新さとシンプルかつ面白い内容が受け大きな人気を博しています。
このページでは、「そもそもバックボーとは?」と言った説明からはじめ、ルール、遊び方、配当などについて詳しく解説します。また、「還元率」や「マネーシステム」など、バックボーをよりお得に楽しむ攻略法についても解説しているので、バックボーで勝ちたい!という方にもおすすめの記事となっています。
この記事で分かること
- バックボーはサイコロでプレイする「バカラ」
- ルールはバカラと変わらず、「バンカー」か「プレイヤー」のどちらかに賭ける
- 「Evolution」のライブゲームなので、ほとんどのオンラインカジノでプレイできる
この記事はおよそ 12分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう
バックボーはバカラとシックボーを組み合わせたゲーム
「バックボー(Bac Bo)」は人気のテーブルゲームである「バカラ」と「シックボー」を組み合わせたゲームとなっています。
バカラは架空の陣営であるプレイヤーとバンカーに分かれてカードの数字を競い合うテーブルゲーム。そしてシックボーは、3個のサイコロの出目の大小、もしくはゾロ目などを予測して賭けるテーブルゲームです。両方ともファンが多く、それらを組み合わせるバックボーもかなり人気があります。
と言っても、シックボーの要素はサイコロを使うことくらいで、バカラの要素の方が強いゲームと言えます。早い話、「バカラをサイコロで遊ぼう!」というゲームです。また、バカラやシックボーを知らないという方でもプレイできます。むしろバックボーの方が分かりやすいゲームと言えるでしょう。
バックボー(Bac Bo)のルール
バックボー(Bac Bo)では、「プレイヤー」と「バンカー」がサイコロを2個振って、どちらのサイコロの方が大きい出目を出せるかを勝負します。「プレイヤーとバンカーのどちらが勝利するか?」を予測して賭けるのが、バックボーの本線となるベット方法です。
本家バカラは絵札が全て「0」としてカウントされたり、下1桁が「9」に近い方が勝利、といった計算方法がありましたが、バックボーでは単純に2つのサイコロの合計によって勝敗が付きます。
例)プレイヤー「5」「6」、バンカー「4」「3」の場合…プレイヤー「11」・バンカー「7」でバンカーの勝利
また、結果に応じてサイコロが増えるといったこともないので、初心者の方でも分かりやすく勝敗が決まるのが魅力となっています。
バックボーの還元率(ペイアウト率)
バックボーの還元率は他のカジノゲームと比べてもかなり高く、またプレイヤー・バンカーともに同じ確率となっているので、どちらを選んでも期待値は変わりません。単純な先手/後手というだけなので、お好きな陣営を選ぶと良いでしょう。
賭け方 | ペイアウト率 |
---|---|
プレイヤー/バンカー | 98.87% |
タイ | 95.52% |
タイについてはプレイヤーやバンカーと比べると還元率が低いので、期待値を追い求めるにはあまり適していません。しかし「大きな配当が狙える」ゲームとしてはそこそこ高く、最大89倍の配当を獲得できるという点ではかなり使いやすい部類に入ります。一攫千金を狙う場合、タイに賭けるのも一つの手です。
バックボーの配当
バックボーの配当は、プレイヤー・バンカー共に勝利時2倍となっています。コミッションが引かれたり「この数字で勝ったら配当が少ない」といったこともないので、どちらを選んでも確率は同じです。
また、プレイヤーやバンカーを選んでタイとなった場合は賭け金の90%が返還されます。タイについては、「何点のタイになったのか」で配当が大きく変動します。詳しくは下の表をご覧ください。
賭け方 | 配当 |
---|---|
プレイヤー/バンカー | 2倍 |
タイ | 4~88倍 |
タイの詳しい配当
合計値 | 配当 |
---|---|
2、12 | 88倍 |
3、11 | 25倍 |
4、10 | 10倍 |
5、9 | 6倍 |
6、7、8 | 4倍 |
例えば「88 to 1」の場合、1ドルベットすると利益が88ドル(配当は89ドル)貰えるので、実質の倍率は「89倍」です。
タイは、それぞれ出にくい数字ほど大きな配当を獲得することができます。例えば最も出やすい組み合わせである「7」や6,8でタイになった場合の配当は4倍ですが、7から離れるごとに倍率が大きくなっていき、最も出にくい「2」と「12」の引き分けの場合、88倍の利益を獲得できます!
「2」で引き分けるというのは、プレイヤーもバンカーも両方「1」が出た場合。つまり1が4個ゾロ目になった場合なので、出現確率は1/ 6×6×6×6、つまり1/1296です。同様に12の引き分けも1/1296なので、おおよそ600回ちょっとに付き1回くらいの確率で88倍の配当を獲得できます。
出目の確率
バックボーはプレイヤー・バンカー共にサイコロを2個ロールするため、真ん中の数字が出やすいという性質があります。ダイスを2個振った際、各数字が出現する確率について確認しておきましょう。
ダイスの合計値 | 確率 |
---|---|
2、12 | 2.77% |
3、11 | 5.55% |
4、10 | 8.33% |
5、9 | 11.11% |
6、8 | 13.88% |
7 | 16.66% |
このように、最も出現確率の大きい「7」を初め、7に近い合計が出る可能性がかなり大きくなっています。「2」や「12」が出現する確率は2.77%と非常に低いです。
もちろんプレイヤーやバンカーに賭ける場合は「相手に比べて高いか低いか」なのであまり考える必要はありませんが、タイの時にはある程度気にしておくと良いでしょう。88倍という配当は夢がありますが、プレイヤーもバンカーも2.77%を引き当てる必要があることに注意しましょう。
バックボー(Bac Bo)の画面構成
エボリューションライブのバックボーを開くと、このような画面が表示されます。
テーブルと4つのダイスがあり、ベットタイムが終わると抽選機が動いてダイスを転がします。
下のベットエリアで「プレイヤー」「タイ」「バンカー」に賭けることができます。そして左下には直近の結果、そして右側にはバカラを元に作られたスコアボードが表示されています。
配当・チャット・各種設定については一般的なエボリューションライブのゲームと変わりません。
スコアボードの種類
スコアボードには3つの種類があり、それぞれ過去の結果を表しています。バカラとは異なりシューによってリセットといった状況がないので、最新の履歴が出るたびに過去の履歴は表示されなくなります。過去の結果から次の結果を予測する方はぜひご活用ください。
ビードロード
ビーズロード(ビードロード)は、そのまま過去の結果を表示したものです。最新の126ゲーム〜131ゲームまでの履歴が表示されており、色によってどちらが勝利したかが分かるようになっています。
青色のビーズではプレイヤーが勝利し、赤色ではバンカーが勝利、そして金色ではタイであることを表します。
また、ビーズロードをタップすると表示が変更され、アルファベットでの表記→繁体字での表記→いくつの出目で勝ったか(もしくはどの数字で引き分けたか)が順に表示されるようになっています。
ビッグロード
ビッグロードは、バカラでいうところの「大路」と同じです。
青色の○がプレイヤーの勝利、赤色の○がバンカーの勝利を表し、同じ陣営が連続で勝利すると○が下に追加されます。例えばバンカーが5連勝した場合、赤い丸が一列に5個並びます。そして、別の陣営が勝利した場合は右の列に○が表示されます。引き分けになった場合、その時の○にゴールドの斜線が引かれます。
ビッグロードでは、「連続でプレイヤーやバンカーがどれくらい勝利しているか」について見ることができます。そのため、例えばツラ追い(連勝中の陣営に連勝が切れるまで賭けること)をしたり、連勝が切れるのを見越してベットする、といった使い方もできます。
分岐ロード
ビッグロードの下にはビッグアイロード、スモールロード、コックローチロードとありますが、これも全てバカラの「大眼仔(ダイガンチャイ)」「小路(ショーロ)」「甲由路(カッチャロ)」と同じ使い方をします。
例えばビッグアイロードでは、「一列前の大路と同じ動きをしているか」について判定が行われ、同じ動きであれば赤マル、違う動きであれば青マルが表示されます。また、スモールロードは2列前、コックローチロードは3列前の動きが同じかどうかで赤マルと青マルが動きます。
バックボー(Bac Bo)の遊び方
バックボー(Bac Bo)のゲームの流れについて解説します。非常に簡単なので初心者の方でも簡単に利用することができます。サイドベットもほとんどなく、単純にプレイヤーとバンカーのどちらが勝利するかを予想するだけなので全く難しくありません。
また、1ゲームが30秒ほどで完了するので、スピードバカラと同じくらいの速さでプレイすることができます。
STEP1
ベットを行う
ベットタイム中に、「プレイヤー」「バンカー」「タイ(引き分け)」のいずれかにベットを行います。ベット時間はおおよそ10秒なので、焦らずにベットしてください。
STEP2
ダイスが抽選される
ディーラーがボタンを押すと、サイコロが入っている穴の底が上下に動き、自動的にサイコロが振られます。ディーラーが直接サイコロを触ることはありません。
ベットタイム終了後、自動的にサイコロが1つずつ停止していきます。プレイヤーの1個目のサイコロ、バンカーの1個目のサイコロ、と順番に停止し、4つ全て止まった時点で結果が確定します。
STEP3
払い戻しが行われる
全てのサイコロの出目が確定した場合、サイコロの合計が大きかった方の陣営が勝利となります。結果に応じて払い戻しが行われます。
引き分けだった場合、プレイヤーとバンカーのベットについては90%が返還され、タイのベットについては引き分けの数字によって異なる配当を獲得できます。
バックボー(Bac Bo)で使えるおすすめの攻略法
バックボーは勝利時に2倍の配当を獲得できるので、多くの攻略法と相性が良いことで知られています。そこで、特にバックボーで使いやすいおすすめの攻略法について解説します。
ここでは「マネーシステム」という、状況に応じてベット額を上下することで、勝率を管理する攻略法について解説します。マネーシステム自体が還元率を左右することはありませんが、リスク管理やマネーコントロールができれば「ついつい遊びすぎて負けちゃった…」といった失敗が減り勝ちやすくなります♪
ダランベール法(ピラミッド法)
ダランベール法(ピラミッド法)は、最初に「スタート金額」と「1単位」を決めておき、勝利した時に賭け金を1単位分減らして敗北した時に1単位増やす、というシンプルなマネーシステムです。
例えばスタート金額を10ドル、1単位を1ドルとした場合、初戦で負けてしまったら次のベット額は「11ドル」に、勝ったら次のベット額は「9ドル」になります。
ダランベール法のメリットは「連敗時でもそこまで大きくベット額が増えない」という点と、「勝率50%なら勝てる」という点にあります。リスクを抑えつつ、コツコツと勝利を積み重ねることで確実に利益を出したい!という方におすすめです。
グッドマン法(1235法)
グッドマン法は別名を「1235法」と言い、その名前の通り連勝するたびにベット額を「1→2→3→5」の順で増やしていく方法です。
もちろん「1ドル→2ドル→3ドル→5ドル」と賭けても良いですし、もっと大きく稼ぎたい!という方は「10ドル→20ドル→30ドル→50ドル」「50ドル→100ドル→150ドル→250ドル」という賭け方もできます。1,2,3,5のバランスが保たれていれば大きくベットしてもOKです。
グッドマン法のメリットは、「4連勝で1サイクル終了するので成功しやすい」点と「負けたらベット額が戻るので大きなマイナスになりにくい」という点です。短期決戦で利益を確保したいという方におすすめです。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、カジノのマネーシステムの中で最も有名な攻略法です。ルールは簡単、「負けた時にベット額を2倍にする」だけ。勝利した時は最初のベット額に戻してもう一度スタートします。
他のベット方法と比べてマーチンゲール法は、「1回の勝利で必ず勝利が確定する」のが最も大きなメリットと言えるでしょう。連敗してしまうと大抵の攻略法では数回の連勝が必要になるケースが多いですが、マーチンゲール法はどれだけ連敗していても(ベット額が続く限りは)1回の勝利で必ず負債を全て取り戻すことができます。
ただし、負けるごとに倍々の賭け金を追加するため、失敗すると入金額のほぼ全てを失ってしまうことも。ある程度利益を出したら大きく連敗する前に利益を確保しておくと良いでしょう。
バックボー(Bac Bo)が遊べるオンラインカジノ
バックボーが遊べるオンラインカジノは多いですが、その中でも今回は「遊雅堂」をおすすめします。
遊雅堂は、超人気オンラインカジノ「ベラジョンカジノ」の姉妹ブランドとして2021年に誕生し、その和風テイストから多くの日本人プレイヤーに親しまれているオンラインカジノです。
日本円でゲームをプレイすることができ、もちろんバックボーも日本円でベットすることができます。入金ボーナスも多く、バックボーもボーナスを駆使すればお得に遊ぶことができます。バックボーを始めてプレイされる方は、遊雅堂でボーナスをもらってから遊ぶのがとってもおすすめです!
まとめ
「バックボー(Bac Bo)」は、人気ゲームの「バカラ」と「シックボー」を組み合わせた、2個のダイスの出目によってどちらが勝つかを予想する画期的なライブゲームです。サイコロの数字を予測するだけなので初心者の方も簡単にプレイすることができ、さらに還元率が高いことからベテランの方にも多く利用されています。
「バックボーライブ」は大手ライブゲーム会社のエボリューション社で提供されているため、ほとんどのオンラインカジノでプレイすることができます。1ゲーム30秒程度で完了するのでシンプルな勝負を行いたい方にピッタリ!単純なのに奥深い、そんなバックボーを楽しんでみませんか?
Bell
(ウィナーズクラブ管理人)
バックボーはダイスを使ったバカラです。プレイヤーとバンカーがそれぞれダイスを振って合計が大きい方が勝ちになり、勝った方に賭けていれば配当を得られます。バカラと大きく違うのはタイの配当で、4倍から88倍までの幅があります。ダイスの出目がそのまま勝敗に繋がるシンプルさが人気なので、特に初心者は一度遊んでみてください。