昔の競輪はユニフォームが半袖でしたが何故半袖だったんですか?怪我が増えて危ない気がします。
今は長袖ですが肘当てはしてるんですか?
回答
Ho:
規則に関しては他の回答者の通りですが、一部補完させて頂きます。
昔の競輪では、肌を隠す=やましい事がある という古典的な公営競技の八百長対策をしていたため半袖での出走が義務付けられました。
しかし質問者様のお考えの通り、落車時に怪我が酷いため自主的に肌色のプロテクターを着用する選手が出てきます。半袖時代の後半、滝沢中野時代の映像をYouTube等で探すと、明らかに肌色の布で腕を覆っている選手が走っている映像が出てきますよ。
プロテクターが流行り始めると、じゃあ半袖の意味ないじゃん!という事で現在の長袖ユニフォームになったという経緯があります。
現在の長袖ユニフォームでは肘当てをする選手は減りました。
主に肩やおしりのプロテクトが主流で、軽量化を主体にプロテクターが設計されています。
参考までに、クレーマープロのプロテクターの資料を添付しておきます。
追記 すみません、写真が添付できませんでしたのでURL添付します。
https://www.cramer.co.jp/cycling/products/body-armor/,
mak********:
競輪のユニフォームはすべて貸与品です。で、そのメニューの中に半袖と長袖があったに過ぎないと思います。
今は各施行者とも長袖と規定していると思いますので、(そもそも貸していないので着ようもないが)半袖で出れば、その競走から除外されます。
ちなみに立川市では以下のとおり規定されています。
立川市自転車競走実施規則
(出場選手及び先頭員の服装)
第39条 競走に出場する選手は、選手番号を記した長袖のユニフォーム(委員長が指定した選手のユニフォームを除く。)及び選手番号を記した布製の覆い(以下「ヘルメット覆い」という。)をかぶせた乗車用安全帽(以下「ヘルメット」という。)を着用しなければならない。
第2項~第4項 省略します。
5 競走に出場する選手等の服装は、次の各号に掲げるところによる。
(1) パンツは、短パンツとすること。
(2) 靴は、自転車競技の用に供する短靴とすること。
(3) 靴下を使用するときは、くるぶしを越えない程度にすること。
(競走の除外)
第41条 選手管理委員は、前2条の規定及び競技規則第3条の規定に違反した選手をその回の競走から除外することができる。
(「前2条」とは第39条と第40条を指します。)
肘当ては単独で装着するのではなく、プロテクターの一部として肘を保護する部分がついているのが主流だと思います。昔はプロテクターを付けないで競走に臨む選手もいましたが、今はまずいないでしょうね。