競走馬の『ピッチ走法』と『スライド走法』について質問です。箇条書きで失礼致しま…

競走馬の『ピッチ走法』と『スライド走法』について質問です。

箇条書きで失礼致します

1. は、上記の走法のどちらの走法になってしまうのか?両方使うことが可能なの

か?

2. 可能ば場合、それを使ってる競走馬はいる(いた)のか?

3. 両方使っている(いた)馬がいた場合、それはどんな競走馬でどんな特徴があった

か?

以上がとなります。


ベストアンサー

ミナガワマンマ:

1、その肉体的特徴により或いは調教過程によりまたレースで学習する事によりどちらかの走法になります
一般にダート馬や短距離馬はピッチ走法が多く(向いている)芝馬若しくは長距離馬はストライド走法が多いです
競走馬の走法https://w.atwiki.jp/monosashi-keiba/pages/140.html

2、両方使うのは可能です
と言うか一つのレースの中で馬は異なる歩法(走法)を使い分けます
スタート時は両脚を揃えてジャンプをする様に踏み出し(ハーフバウンド)続く加速時には背中を屈伸させながら走り(回転襲歩)そして本来の走り方(交叉襲歩)へと移ります
ピッチ走法かストライド走法かは前脚に軸を置くか後脚に軸を置くかの違いだけなので、それほど大きく走法が異なる訳では無いですよ?

3、具体的な例だとセクレタリアトの他にエルコンドルパサーもそうでした
日本で走っていた頃はストライド走法だった物が、欧州に長期遠征する中で欧州の重たい馬場に向くピッチ走法を組み合わせて走る様になったと言う事です(^_^)

またコーナーを回る際にはピッチ走法が有利であり、直線で全力疾走する場合にはストライド走法が有利と、走法を使い分ける馬は意外に多いと思いますよ?


その他の回答

cmw********:

1. 競走馬は、上記の走法のどちらの走法になってしまうのか?両方使うことが可能なのか?
>どちらの走法になるかは生まれ持った馬体によります。人間でも背が高い人は一歩の幅が大きくなりますし、背が低い人は小さくなるように、馬も胴の長さが長ければストライド走法になりやすいですし、胴が短ければピッチ走法になります。
ほぼ全ての馬はどちらかの走法でしか走れません。ただ、若い頃はストライド走法だったのが、成長によって胴が詰まりピッチ走法に変化することはあります。逆のパターンはほぼ聞かないですね。

2. 可能な場合、それを使ってる競走馬はいる(いた)のか?
>セクレタリアトというアメリカの競走馬は歩幅を自在に変化させて走ることができたと言われています。この馬以外に走法を変化させて走ることができた馬は聞いたことがありません。

3. 両方使っている(いた)馬がいた場合、それはどんな競走馬でどんな特徴があったか?
>セクレタリアトの戦績は調べてみてください。
特徴としては、走法を使い分けられるということはそれに対応しうるだけの柔らかい筋肉としなやかなバネを持ち合わせていたと思います。また、どんな距離・コース・馬場であろうと最適な走法を選ぶことができるので省エネで疲れにくく減速もしづらい走りだったと思います。一般的にカーブがきついコースではピッチ走法、カーブが緩やかなコースではストライド走法が有利とされています。その有利不利で少なくとも不利にはならないだけでもすごいアドバンテージになります。サラブレッドのみならず、全ての生物にとって理想的な走り方ができると考えてください。