オンラインカジノでバカラを遊んでいると気になるのが「3枚目ってどんな条件で配られるの?」という疑問では無いでしょうか。特にバンカーに3枚目が配られる条件はかなり難しく、3枚目配られるだろうと思って待ってたらそのまま勝負が終わった…なんて経験がある方も多いはず。
そこでこのページでは、バカラにおいて3枚目のカードが配られる条件について解説しています。もちろん知らなくとも還元率に差が出るということはないのですが、知っておけばバカラをより楽しめることは間違いありません!
この記事のまとめ
- バカラの3枚目は、プレイヤー・バンカーのどちらかが8以上、もしくはどちらも6以上だったら3枚目は引かれない
- 最初の2枚で勝負が付かなかったら、プレイヤーは5以下の場合3枚目を引き、6以上なら引かない
- 最初の2枚で勝負が付かなかったら、バンカーは2以下の場合3枚目を引き、7以上なら引かない。3〜6の場合、プレイヤーの3枚目の数字によって引くかどうか決まる
この記事はおよそ 7分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう
プレイヤー・バンカーに3枚目が配られない共通の条件
まずは、プレイヤー・バンカー共に2枚のカードが配られた時点で勝敗が決まる条件について解説します。この条件を満たすと、両方とも3枚目が配られず勝ち負けが確定します。
通常のバカラのルールは関連記事の方で詳しく解説しているので、そちらも合わせて確認ください。
①ナチュラル9・ナチュラル8が出た場合
バカラでは配られた2枚のカードの合計の下一桁(絵札は全て「0」として数える)によって強さが決まりますが、このうち下一桁が「9」であることをナチュラル9、「8」であることをナチュラル8と言います。
プレイヤーかバンカーのどちらか一方でもナチュラル9・ナチュラル8が出現した場合、その時点で勝敗が確定します。
例… プレイヤーが「6」「3」、バンカーが「J」「2」の場合
プレイヤー「9」・バンカー「2」なのでプレイヤーの勝利
これは引き分け(どちらもナチュラル8・ナチュラル9の場合)でも3枚目は配られません。「タイ」という扱いになり次のゲームへ進みます。
②プレイヤー・バンカーどちらも「6か7」になった場合
ナチュラル8・ナチュラル9が出なかった場合でも2枚で勝敗が決する場合があります。プレイヤー・バンカーの下1桁がどちらも6・7のいずれかになった時です。
例…プレイヤーが「8」「9」、バンカーが「Q」「6」の場合
プレイヤー「7」・バンカー「6」なのでプレイヤーの勝利
つまり2つの条件をまとめると、
- プレイヤーとバンカーのどちらか一方でも、2枚の合計の下1桁が「8」以上になった場合
- プレイヤーとバンカーの両方において、2枚の合計の下1桁が「6」または「7」になった場合
に2枚で勝敗が確定するということになります。
プレイヤーに3枚目が配られる条件
2枚で勝敗が決まらなかった場合、プレイヤーかバンカーのどちらか、もしくは両方が3枚目のカードを引くということになります。
プレイヤーに3枚目のカードが配られる条件はシンプルで、「プレイヤーの2枚目までの合計の下一桁が5以下の場合」に3枚目のカードが配られます。6以上であればカードを引くことはないので有利に勝負することができます。
バンカーに3枚目が配られる条件
還元率の影響で、バンカーに3枚目のカードが配られる条件はかなり複雑になっています。
プレイヤーの3枚目のカードの数字とバンカーの2枚目までの合計の数字によって、バンカーが3枚目を引くかどうかが変わります。
バンカーが3枚目を引く条件表
- プレイヤーにカードが配られない場合…必ず3枚目のカードが配られます
- プレイヤーの3枚目のカードの数字が「2・3」だった場合
バンカーの合計が4以下ならカードが配られ、5以上なら配られません - プレイヤーの3枚目のカードの数字が「4・5」だった場合
バンカーの合計が5以下ならカードが配られ、6以上なら配られません - プレイヤーの3枚目のカードの数字が「6・7」だった場合
バンカーの合計が6以下ならカードが配られ、7なら配られません - プレイヤーの3枚目のカードの数字が「8」だった場合
バンカーの合計が2以下ならカードが配られ、3以上なら配られません - プレイヤーの3枚目のカードの数字が「A・9・絵札」だった場合
バンカーの合計が3以下ならカードが配られ、4以上なら配られません
バカラで3枚目が配られる条件の早見表
バカラで3枚目のカードが配られる条件について、プレイヤーの最初の2枚のカード・バンカーの最初の2枚のカードによって区分けした早見表がこちらになります。
特にバンカー側の最初の2枚の合計が「3〜6」だった場合がかなり複雑なので、マスターするまではこちらの表をご確認いただくと良いでしょう。
バカラの3枚目が配られる条件のシミュレーション例
表や説明だけでは少しわかりにくいと思いますので、続いてバカラの3枚目が配られるシミュレーションについて解説します。
- プレイヤー:3枚目が配られるパターン
- プレイヤー:3枚目が配られないパターン
- バンカー:3枚目が配られるパターン
- バンカー:3枚目が配られないパターン
の4つに分けて、状況別に分かりやすく説明します。
プレイヤー:3枚目が配られるパターン
まず、プレイヤーに3枚目が配られるパターンについて解説します。プレイヤーに3枚目が配られる条件はとても簡単で、「2枚目までの合計が5以下の場合」です。
- 2枚目まで配られて、「プレイヤー・バンカーのいずれかが8以上」「プレイヤー・バンカーの両方が6か7」を満たさない
- プレイヤーの合計が5以下だった場合、3枚目が配られる
- 状況に応じてバンカーに3枚目が配られるか判定され、勝敗が決まる
- プレイヤーに3枚目が配られるパターンの流れ
-
- プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
- プレイヤーの合計が5以下なので3枚目のカードが配られる
- ゲームの勝敗が決まる
STEP1
プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
まず、プレイヤーとバンカーに2枚ずつカードが配られます。この時、2枚の時点で勝敗が決まる条件(どちらかが8以上、もしくはどちらも6以上)を満たしていない場合は、ゲームが続行します。
今回はプレイヤーもバンカーも合計が0なので、ゲームは続行です。
STEP2
プレイヤーの合計が5以下なので3枚目のカードが配られる
プレイヤーの合計が5以下の場合、プレイヤーに3枚目のカードが配られます。今回は3枚目のカードが「2」だったので、合計は2になりました。
STEP3
ゲームの勝敗が決まる
先ほどの早見表に応じてカードが配られる状況の場合、バンカーにも3枚目のカードが配られます。今回はバンカーの3枚目のカードが「10」だったので合計は0となり、プレイヤーの勝利です。
プレイヤー:3枚目が配られないパターン
続いて、プレイヤーに3枚目が配られないパターンについて解説します。プレイヤーに3枚目が配られない条件は、「2枚目までの合計が6以上の場合」です。
- 2枚目まで配られて、「プレイヤー・バンカーのいずれかが8以上」「プレイヤー・バンカーの両方が6か7」を満たさない
- プレイヤーの合計が6以上だった場合、3枚目は配られない
- バンカーは必ず3枚目が配られ、勝敗が決まる
- プレイヤーに3枚目が配られないパターンの流れ
-
- プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
- プレイヤーの合計が6以上の為バンカーに3枚目が配られる
STEP1
プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
まず、プレイヤーとバンカーに2枚ずつカードが配られます。この時、2枚で勝敗が決まる条件を満たしていない場合は、ゲームが続行します。
今回はプレイヤーの合計が7、バンカーの合計が5なので、ゲームは続行です。プレイヤーの合計が6以上の場合、プレイヤーに3枚目のカードは配られません。
STEP2
プレイヤーの合計が6以上の為バンカーに3枚目が配られる
プレイヤーに3枚目のカードが配られない状況では、バンカーは必ずカードを引きます。今回はバンカーの3枚目のカードが「A」だったので合計は6となり、プレイヤーの勝利です。
バンカー:3枚目が配られるパターン
続いて、バンカーに3枚目のカードが配られるパターンについて解説します。
バンカーにカードが配られる状況はかなり複雑です。オンラインカジノで遊ぶ分には覚えておく必要はないのですが、覚えていた方がランドカジノでカードを絞るときの興奮が違いますよ!
- 2枚目まで配られて、「プレイヤー・バンカーのいずれかが8以上」「プレイヤー・バンカーの両方が6か7」を満たさない
- プレイヤーの合計が5以下だった場合、3枚目が配られる
- プレイヤーの3枚目のカードに応じてバンカーに3枚目が配られ、勝敗が決まる
- バンカーに3枚目が配られるパターンの流れ
-
- プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
- プレイヤーの合計が5以下の場合はプレイヤーに3枚目が配られる
- バンカーに3枚目のカードが配られる
STEP1
プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
まず、プレイヤーとバンカーに2枚ずつカードが配られます。この時、2枚で勝敗が決まる条件(どちらかが8以上、もしくはどちらも6か7)を満たしていない場合は、ゲームが続行します。
今回はプレイヤーの合計が4、バンカーの合計が3なので、ゲームは続行です。
STEP2
プレイヤーの合計が5以下の場合はプレイヤーに3枚目が配られる
プレイヤーの合計が5以下の場合、プレイヤーに3枚目のカードが配られます。今回は3枚目のカードが「Q」だったので、合計は変わらず4です。
STEP3
バンカーに3枚目のカードが配られる
先ほどの早見表に応じてカードが配られる状況の場合、バンカーにも3枚目のカードが配られます。プレイヤーの3枚目のカードが「0」、バンカーの最初の2枚合計が「3」のため、カードが配られます。
今回はバンカーの3枚目のカードが「A」だったので合計は4となり、タイ(引き分け)です。
バンカー:3枚目が配られないパターン
最後に、バンカーに3枚目のカードが配られないパターンについて解説します。大半の場合、プレイヤーだけ3枚目が配られてバンカーに配られない状況はバンカーの勝ちですが、たまに負けているのにカードを引かないこともあるので注意が必要です。
- 2枚目まで配られて、「プレイヤー・バンカーのいずれかが8以上」「プレイヤー・バンカーの両方が6か7」を満たさない
- プレイヤーの合計が5以下だった場合、3枚目が配られる
- バンカーに3枚目が配られない状況の場合、その時点で勝敗が決まる
- バンカーに3枚目が配られないパターンの流れ
-
- プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
- プレイヤーの合計が5以下の場合はプレイヤーに3枚目が配られる
- 勝負が決まる
STEP1
プレイヤー・バンカーに2枚ずつカードが配られる
まず、プレイヤーとバンカーに2枚ずつカードが配られます。この時、2枚で勝敗が決まる条件を満たしていない場合は、ゲームが続行します。今回はプレイヤーの合計が2、バンカーの合計が7なので、ゲームは続行です。
STEP2
プレイヤーの合計が5以下の場合はプレイヤーに3枚目が配られる
プレイヤーの合計が5以下の場合、プレイヤーに3枚目のカードが配られます。今回は3枚目のカードが「4」だったので、合計は6となります。
STEP3
勝負が決まる
先ほどの早見表を確認し、バンカーにも3枚目のカードが配られるかどうか判断します。プレイヤーの3枚目のカードが「4」、バンカーの最初の2枚合計が「7」のため、カードは配られません。
そのため今回はプレイヤーの合計が6、バンカーの合計が7となり、バンカーの勝利です。
バカラでカードが配られる全体の流れ・フローチャート
これまでに説明した条件をもとに、バカラで勝負が行われる流れについて解説します。
- プレイヤーとバンカーにカードが2枚ずつ配られます。
- プレイヤーとバンカーのどちらか一方でも、2枚の合計の下1桁が「8」以上になった場合
プレイヤーとバンカーの両方において、2枚の合計の下1桁が「6」以上になった場合
どちらかを満たしたら、3枚目は配られずにそのときのカードで勝敗が決まります。 - 2枚で決着がつかなかった場合、プレイヤーの合計が「5」以下であれば3枚目が配られて、「6」以上であれば3枚目が配られずプレイヤーの数字が確定します。
- バンカーの合計が「2」以下であれば3枚目が配られて、「7」以上であれば3枚目は配られません。
- 「3〜6」のいずれかであれば、 早見表に従って3枚目が配られるかどうか決まります。
プレイヤー・バンカーの数字が確定し、勝敗が決まります。
バカラの3枚目が配られる条件まとめ
バカラはルール自体はシンプルであるものの、3枚目を引く条件についてはかなり難しいです。とりあえず初心者の方は次のことを覚えておくと良いでしょう。
最初の2枚を引いたときに…
- どちらかが8以上、もしくはどちらも6以上だったらそのまま勝負
- 勝負が付かなかったら、プレイヤーは5以下の場合3枚目を引き、6以上なら引かない
- 勝負が付かなかったら、バンカーは2以下の場合3枚目を引き、7以上なら引かない。3〜6の場合、プレイヤーの3枚目の数字によって引くかどうか決まる
もちろん、バカラは「プレイヤーとバンカーのどちらが勝つか?」を予想するゲームなので、特にゲームの勝敗条件を正確に把握している必要はありません。しかし細かい部分までバカラのルールを覚えていれば、バカラの面白さが飛躍的にアップしますよ!特に「絞り」が好きなユーザーさんには大変おすすめです。
Bell
(ウィナーズクラブ管理人)
バカラで遊んでいるときに「なぜ3枚目を引かないんだろう?」、逆に「なぜ3枚目を引くんだろう?」と思った事はありませんか?実は、3枚目を引くのも引かないのもちゃんとしたルールに則っているのです。あなたが思っている「なぜ?」がこのページに載っていますので、ぜひ読んでください!