ブラックジャックのダブルダウンとは?使うタイミングと勝率を上げる戦略

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オンラインカジノで人気のテーブルゲーム「ブラックジャック」でマスターしておきたいアクションといえば「ダブルダウン」です。ダブルダウンは一定の条件のもと賭け金を2倍に上げることのできるシステムで、リスクが上がるもののそれ以上に大きな利益を稼ぐことのできる非常に重要なアクションとなっています。

このページでは、ブラックジャックの「ダブルダウン」の使い方について解説を行います。賭け金を上げるのが怖い…という方も、この記事を読めばダブルダウンの適切なタイミングが分かるようになりますよ!

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(ウィナーズクラブ管理人)

ブラックジャックのダブルダウンとは、掛け金を倍に釣り上げて勝負する事をさします。リスクもありますがうまく行った場合には勝利金も2倍になるので、最初の2枚の合計が11の場合は特に積極的に使いましょう。

この記事のまとめ

  • ブラックジャックのダブルダウンを成功させたら利益が2倍になる
  • ベーシックストラテジーに沿ってダブルダウンを行うことで期待値が上がる
  • プレイヤーのハンド(手札)が「9・10・11」のときはダブルダウンの大チャンス
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この記事はおよそ 8分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

目次 開く
ブラックジャックのダブルダウンとは?
ダブルダウンのルール
ダブルダウンの使い方・実際の流れ

1.ベットをする
2.「ダブルダウン」を選択して賭金を追加する
ダブルダウンの勝率を上げる戦略的タイミング

ベーシックストラテジーに沿ってダブルダウンしよう
ダブルダウンを使うメリットとリスク
ダブルダウンについてよくある質問
まとめ

ブラックジャックのダブルダウンとは?

ブラックジャックのダブルダウンとは?

オンラインカジノの人気ゲーム「ブラックジャック」では、プレイヤーが自分のハンドに対して様々なアクションを使うことができます。例えばカードを1枚追加するヒット、ハンドを確定するスタンド、賭け金の半分を返してもらうサレンダーなど… その中でも重要なアクションといえば「ダブルダウン」です。

ダブルダウンを行うと、カードを1枚しか追加できません。その代わりに賭け金を2倍にすることができ、勝利した場合2倍の利益を獲得することができるようになります。

「アクションに制約がかかって、しかもリスクも増えるんだったらやらない方が良いのでは?」とお考えの方もいるかもしれませんが、元々ブラックジャックでプレイヤーがディーラーに勝つ確率は42%ほどしかありません。その不利な状況を埋めるために、ダブルダウンなどの特殊アクションは非常に重要なのです。

ダブルダウンのルール

ダブルダウンのルール

ダブルダウンは、原則としてどんなハンドであっても使用することができます(テーブルによっては自分のハンドが9〜11の場合のみ可能、といった制約が付いていることがあります)。また、によってはスプリット後のハンドでも適用できます。

ダブルダウンを選択すると、元々の賭け金と同額を支払い、カードを1枚追加します。その後カードの追加などのアクションは一切できません。その後普段と同じように勝敗が決まり、プレイヤーが勝利した場合は合計の賭け金の2倍を配当として獲得できます。つまりダブルダウンを成功させれば2倍の利益が、失敗すれば2倍の損失が発生する、と言えます。

ダブルダウンの使い方・実際の流れ

続いて、ダブルダウンを使用する際の実際の流れについて、 ベラジョンカジノの『ブラックジャッククラシック』を使って解説します。もちろん他のゲームでも、ライブブラックジャックでも流れは同じです。

当然ながらベット額より残高が少なければダブルダウンを選択することもできないので、ブラックジャックでオールインするのは絶対にやめましょう。スプリット→ダブルダウンという状況も考えると、最高でもブラックジャックでベットする金額のリミットは「残高の25%」です。それ以上は還元率を下げる行為であるとお考えください。

1.ベットをする

1.ベットをする

まずは通常通りにブラックジャックにベットを行います。ディーラーがプレイヤーにカードをディールし、2枚の手札と1枚のアップカードがテーブルに置かれています。

2.「ダブルダウン」を選択して賭金を追加する

2.「ダブルダウン」を選択して賭金を追加する

ダブルダウンが選択できるのは、1回目のアクションの時だけです。最初にヒットを選択すると、2回目にダブルダウンを選ぶことはできません。

ゲームによってアイコンは違いますが、「2x」などのアイコンに「ダブル」と書かれているので、そちらを選択します。ダブルを選ぶと自動的に元の賭け金分のベット額が追加され、プレイヤーにカードが1枚配られます。

ちなみにランドカジノ(海外のリアルカジノ)の場合、最初のチップの横に同額のチップを置いて人差し指を立てるジェスチャーをするとダブルダウンとなります。

そして通常通りにゲームが進行し、プレイヤーが勝利するとベット金額の2倍にあたる配当が支払われます。

ダブルダウンの勝率を上げる戦略的タイミング

ダブルダウンはいつでも使えるアクションですが、適切なタイミングで使わないと無駄に損失を増やしてしまうことにもなりかねません。そのため、ダブルダウンを使うのに正しいタイミングを覚えておくことが、ブラックジャックの勝率を上げるのに一番重要なことと言えるでしょう。

続いての項目では、ダブルダウンの勝率が高いタイミングについて解説します。

ベーシックストラテジーに沿ってダブルダウンしよう

ベーシックストラテジーに沿ってダブルダウンしよう

原則としては、「ベーシックストラテジー」のチャートに基づいてダブルダウンを行うのが一番重要です。ベーシックストラテジーチャートとは、プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードに応じて、最も期待値の高いアクションをまとめた表のことを指します。このチャートにはヒット・スタンド・ダブルダウン・スプリットなどのアクションが書かれており、指定されたアクション通りにプレイすることで一番利益が出やすい選択肢を選ぶことができます。

ただし、「本当にこのアクションで大丈夫なの?」と、自分の直感に反するアクションが指定されていることもあると思います。そのアクションについて、下の項目で詳しい説明を行います。

H(ヒット) カードを1枚引く
S(スタンド) カードを引かずにそのまま勝負する
D(ダブルダウン) ベット額を倍にして勝負する
P(スプリット) 手札に同じカードが2枚だった場合、分割してカードを引く
R(サレンダー) ベット額の半分を支払ってゲームを降りる
(不可の場合はヒット)
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プレイヤーのハンド(手札)が「9・10・11」

プレイヤーのハンドが9,10,11の場合、これはかなりダブルダウンの勝率が高いと言えます。ブラックジャックの大前提として、最も多いカードは「10」です。10,J,Q,Kの全てが10としてカウントされるため、次のカードで10カードを引ける確率は30%以上あります。そのため、最初のハンドが9〜11だと合計が19〜21になりやすく、ディーラーに勝利しやすいと言えます。

それぞれ、プレイヤーのハンドが9,10,11だった場合、ディーラーのアップカードが以下の通りならダブルダウンをお勧めします。

  • プレイヤーのハンドが9 …アップカードが 3〜6 の場合
  • プレイヤーのハンドが10 …アップカードが 2〜9 の場合
  • プレイヤーのハンドが11 …アップカードが A以外 の場合(2〜10,J,Q,K)

プレイヤーのハンド(手札)に「A」がある場合

ベーシックストラテジーのダブルダウンに指定されているハンドの中で、一番違和感があるのがソフトハンド(手札にAを含むハンド)ではないでしょうか?

例えばA・4の組み合わせの場合、アップカードが4〜6ならダブルが最適アクションとなります。A・4なんて合計「15」の非常に弱いハンドなのに、ダブルが本当に最適なのか…と考えた方も多いのではないでしょうか?

まず、ディーラーのアップカードが4〜6だと、圧倒的にバーストしやすいというメリットがあります。例えばアップカードが10の場合だとバースト確率は21%ですが、4の場合「40%」、5の場合「43%」、6の場合「42%」と軒並み非常にバーストしやすいのが特徴です。

また、例えば「A・4」の後「10」を引いて15になったところで、もう1枚カードを引くことなんてありませんよね? なので、ソフトハンドの組み合わせはそもそも「カードを1枚しか引けないというデメリットが薄い」「ディーラーのバースト確率が高い」ことから推奨されています。

プレイヤーのハンドにAを含む場合のダブルダウンのタイミングは以下の通りです。

  • プレイヤーのハンドがA・2 / A・3 …アップカードが 5〜6 の場合
  • プレイヤーのハンドがA・4 / A・5 …アップカードが 4〜6 の場合
  • プレイヤーのハンドがA・6 / A・7 …アップカードが 3〜6 の場合

ディーラーのアップカードが「3・4・5・6」の場合

最後に、ディーラーのアップカードから見たダブルダウンのタイミングについて解説します。アップカードが「3〜6」の時はディーラーバーストの大チャンス!

アップカードが3の場合「38%」、4の場合「40%」、5の場合「43%」、6の場合「42%」と、かなり高い確率でバーストしてくれます。そのためアップカードが3〜6の場合はかなりダブルダウンが成功しやすいタイミングです!

ただし自分がバーストしてしまうとディーラーがバーストしても負けとなってしまうので、原則として自分がバーストしない時にダブルダウンを行いましょう。ディーラーのアップカードが3〜6の場合、ダブルダウンの推奨タイミングは以下の通りです。

  • アップカードが3 …ハードハンド「9〜11」・ソフトハンド「A・6 / A・7」の場合
  • アップカードが4 …ハードハンド「9〜11」・ソフトハンド「A・4,5,6,7」の場合
  • アップカードが5 …ハードハンド「9〜11」・ソフトハンド「A・2,3,4,5,6,7」の場合
  • アップカードが6 …ハードハンド「9〜11」・ソフトハンド「A・2,3,4,5,6,7」の場合

ダブルダウンを使うメリットとリスク

ブラックジャックでダブルダウンを使うメリットは、勝率を上げることができることです。ダブルダウンは、手持ちのカード2枚の合計が11の場合、常に行うべきです。これは、21を出す可能性が最も高いためです。

また、ソフト16、17、18の場合も、ダブルダウンを行うべき場合が多いです。ソフトとは、エースが含まれる手札のことです。エースは1または11のどちらかの値としてカウントできるので、ソフト16、17、18は、ダブルダウンすることで勝率を上げることができます。

ダブルダウンを使うリスクは、賭け金を倍にするという点です。ダブルダウンを行うと、勝った場合の配当も2倍になりますが、負けた場合の損失も2倍になります。そのため、ダブルダウンを行う際には、リスクを十分に理解した上で慎重に行う必要があります。

ダブルダウンについてよくある質問

ダブルダウンとヒットの違いは?

ダブルダウンとヒットは、ブラックジャックで行うことができる2つのアクションです。ダブルダウンは、手持ちのカード2枚の合計が11の場合、賭け金を倍にしてもう1枚カードを引くことができるルールです。

ヒットは、手持ちのカード2枚の合計が11未満の場合、もう1枚カードを引くことができるルールです。

スプリットしたときにダブルダウンできますか?

一般的には、スプリットした後のハンドにダブルダウンをすることができます。ただし、一部のテーブルでは、スプリットした後にダブルダウンを禁止している場合があります。

また、ダブルダウンの賭け金は、通常、最初の賭け金と同じ額にします。ただし、テーブルのルールによっては、ダブルダウンの賭け金が最初賭け金の半分または2倍になる場合があります。

スプリット後のハンドでダブルダウンを行う際の注意点としては、ダブルダウンで引けるカードが制限されている場合があることが挙げられます。例えば、ダブルダウンで引けるカードが2〜10の数字のカードに制限されているテーブルでは、ダブルダウンを行うタイミングを慎重に検討する必要があります。

ダブルダウンしないほうがいいタイミングは?

ダブルダウンしないほうがいいタイミングは、以下のとおりです。

・手持ちのカード2枚の合計が9、10、12〜14の場合:ダブルダウンを行うことで、勝率がそれほど高まらないためです。

・ディーラーのアップカードが10またはエースの場合:ディーラーがブラックジャックを持っている可能性が高く、ダブルダウンしても勝ちにくいためです。

ダブルダウンは、勝率を上げることができる強力な戦略ですが、リスクもありますので、慎重に判断して行う必要があります。

オンラインカジノでダブルダウンはできますか?

ほとんどのオンラインカジノでは、ダブルダウンは基本的なルールとして提供されています。

ダブルダウンを行うには、通常、ディーラーの画面に表示されているダブルダウンボタンをクリックします。すると、賭け金が倍になり、もう1枚のカードが配られます。

オンラインカジノでダブルダウンを行う際の注意点としては、テーブルのルールによってダブルダウンの条件が異なる場合があることが挙げられます。

オンラインカジノでダブルダウンを行う際には、テーブルのルールを必ず確認しておきましょう。

まとめ

ブラックジャックのダブルダウンは、アクションの中でもハイリスクハイリターンと言える非常に重要な戦略です!

初心者の方は賭け金を2倍に増やすことに抵抗を持つと思いますが、もともとブラックジャックの勝率は低めに設定されており、ダブルダウンなどの特殊アクションを活用しない限り全体で見て利益を出すのはかなり難しいと言えるでしょう。

そのため、適切なタイミングでダブルダウンを活用して大きくプラスを出していくことが、安定的にブラックジャックで稼ぐための一番のポイントです。

ブラックジャックのダブルダウンの効果的な使い方・使わない方がいい場面も解説

ブラックジャックでダブルダウンを選択すると、ベッド額を2倍にすることにできます。追加のヒットに制限がかかるものの、非常に強力なアクションです。プレイヤーのハンドが強い場合は選択肢になるものの、デメリットも存在するため注意が必要です。

短時間に効率的に勝ち上がるために必要なアクションで、ブラックジャックを遊ぶならどのタイミングが適切か知っておくことが重要です。今回はダブルダウンの効果的な使い方、避けた方が良い場面をわかりやすく解説します。

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5分で読める記事です

この記事でわかること
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1
ブラックジャックのダブルダウンの基本的なルール

2
ブラックジャックのダブルダウンを使うべきタイミング

3
ブラックジャックのダブルダウンを使うべきでないタイミング

4
ダブルダウンを戦略的に使うにはベーシックストラテジーを活用

5
まとめ

6
ダブルダウンについてのよくある質問

ブラックジャックのダブルダウンの基本的なルール

ブラックジャックのダブルダウンの基本的なルール

ダブルダウンはベッドを2倍に出来る代わりに、追加ヒットは1回しかできなくなるアクションです。

自分の手札が強い場合、ディーラーの手札が弱い場合は選択肢に入りやすくなります。ブラックジャックは常に勝てるとは限らないからこそ、チャンスに一気に稼ぐことが重要です。

一方で、負けた時は2倍の損失を受けることになるため、負けるリスクを見極めて選択する必要があります。

ブラックジャックのダブルダウンを使うべきタイミング

ダブルダウンはディーラーよりプレイヤーの手が強い時に行うアクションです。ヒットの回数は1回のみになるため、手札が弱い場合は負けるリスクが高まるからです。以下にダブルダウンが候補に入る場面を紹介していきます。

その1:プレイヤーのハンドが9・10・11の時

その1:プレイヤーのハンドが9・10・11の時

ハンドが9・10・11の時はダブルダウンが選択肢に入ります。

ブラックジャックは絵札を10に換算し、ダイヤ・ハート・スペード・クラブの4種類各3枚がある関係上、「19」、「20」、「21」になりやすいからです。プレイヤーの手札が強い場合、ディーラーはバースト覚悟で引かなれば勝利が出来ないことになります。

ディーラーの手札次第ではあるものの、大きく勝てるチャンスです。

その2:プレイヤーのハンドにAがある時

その2:プレイヤーのハンドにAがある時

Aは「11」か「1」として数えることができるため、バーストのリスクを低くできるのが魅力です。

例えば、Aと8でダブルダウンをして10が出た場合、11+8+10の29と数えてバーストするわけではなく、1+8+10で19と数えます。バーストを恐れずにベットを2倍にすることができるため、少ないチャンスで勝ちを狙えます。

常に強いハンドになるとは限らないからこそ、Aが入っているときは戦術を考えることが重要です。

その3:ディーラーのアップカードが3・4・5・6の時

ディーラーは17以上になるまでヒットを続ける必要があり、バーストしやすい原因となっています。

ディーラーのアップカードが3・4・5・6の場合は必然的にヒットを増やす必要があり、バーストによってプレイヤーが勝利する確率も高まるのです。特に5、6の場合のバースト確率は約40%に達します。

自分の手札が弱くても、ディーラーのバーストによってダブルダウンが成功する場合があるのです。

ただしテーブル(機種)によってはダブルダウンが使えないことも

ブラックジャックのルールはテーブルや機種ごとに違うことに注意が必要です。

ダブルダウンができるハンドが限られる場合や、スプリット後はダブルダウンできないなどルールは多種多様です。先にルールを把握しておくことは大切で、把握せずにゲームを始めると思ったように勝てないという事もありえます。

特に短時間で集中して稼ぎたい場合、ダブルダウンは必須です。ルールに応じてベット額を調整するなど、工夫も求められます。

ブラックジャックのダブルダウンを使うべきでないタイミング

ダブルダウンは適切に使えば大きく稼げる一方で、負けた際のリスクが大きくなります。ディーラーのハンドが強い場合は避けるのが基本で、同程度のハンドでもスタンドを選ぶなど使い分けが重要です。

ディーラーのアップカードがAの時

ディーラーのアップカードがAの時

プレイヤーのハンドにAがあった場合はダブルダウンのチャンスですが、ディーラーのハンドにAがあった場合は避けるのが基本です。

ゲームのルール上、10が出てブラックジャックになる可能性が高く、バーストの恐れも少ないからです。

仮に自分のハンドにAが含まれていても引き分けになり、ダブルダウンが無駄になる可能性があります。リスクをとるよりもスタンドを選び、大きく負けない方が重要になります。

プレイヤーのハンドが12以上の時

プレイヤーのハンドが12以上の場合、10が出てバーストするリスクが非常に高くなります。

10だけでなく、J、Q、Kの絵札も10にカウントされるため、ディーラーと数字を比べる以前の問題になる事も多いのです。ダブルダウンは避けるのが得策と言えます。Aが2枚の場合はスプリットを選んだ方が稼ぎやすくなるなど、ダブルダウン以外の選択肢があるのもポイントです。

不利な条件ではスタンドでディーラーのバーストを待つのも得策になります。

ダブルダウンを戦略的に使うにはベーシックストラテジーを活用

ブラックジャックの勝率を挙げたい場合は、ベーシックストラテジーを活用するのがおすすめです。

数学的・確率的に勝率の高いアクションの仕方をまとめたのがベーシックストラテジーです。ダブルダウンをするかしないか判断する有力な材料になりえます。

ベーシックストラテジーを利用する場合、ハンドの状態によってハードハンド、ソフトハンドで分類が行われ、それぞれにダブルダウンを行うべきか決められているのも特徴です。

ハードハンド時にダブルダウンを使うタイミング

※ 表の見方は、横軸がディーラー、縦軸がプレイヤーです。
「H」:ヒット(もう1枚追加) 「S」:スタンド(勝負)
「D」ダブルダウン(掛け金2倍) 「P」スプリット(同じカードを2つに分ける)

2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
8以下 H H H H H H H H H H
9 H D D D D H H H H H
10 D D D D D D D D H H
11 D D D D D D D D D H
12 H H S S S H H H H H
13 S S S S S H H H H H
14 S S S S S H H H H H
15 S S S S S H H H H H
16 S S S S S H H H H H
17以上 S S S S S S S S S S

ハードハンドはハンドが12以上、Aが手札に含まれる場合はAを1としてカウントした上で12以上になる状態をさします。

バーストしてしまう可能性が非常に高く、ハンドが12で、ディーラーのアップカードが2や3、7などバーストの可能性が高い場合のみヒット、それ以外はほぼスタンドを選ぶのがベーシックストラテジーです。

ダブルアップは成功する確率が非常に低いため、厳禁になります。

ソフトハンド時にダブルダウンを使うタイミング

※ 表の見方は、横軸がディーラー、縦軸がプレイヤーです。
「H」:ヒット(もう1枚追加) 「S」:スタンド(勝負)
「D」ダブルダウン(掛け金2倍) 「P」スプリット(同じカードを2つに分ける)
「Ds」はダブルダウン、スタンドどちらも可

2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
A・2 H H H D D H H H H H
A・3 H H H D D H H H H H
A・4 H H D D D H H H H H
A・5 H H D D D H H H H H
A・6 H D D D D H H H H H
A・7 S Ds Ds Ds Ds S S H H H
A・8 S S S S S S S S S S
A・9 S S S S S S S S S S

ソフトハンドの場合、合計が8以下の場合は基本的にヒットを選びます。

ハンドが9の場合、ディーラーのアップカードが3~6の場合にダブルダウンを選択します。ハンドが10の場合、ディーラーのアップカードが10かAでなければダブルダウン、ハンドが11の場合はディーラーがAを持っていない限りダブルダウンが選ぶのがベーシックストラテジーです。

引き分けの可能性がある、あるいは負ける可能性が少しでも上がる場合はダブルダウンを避けるのが基本です。

まとめ

ダブルダウンは大きく稼げるチャンスを増やしてくれますが、失敗したときのリスクも大きくなります。

勘に頼って使用するのは危険なため、使いどころを知ることが重要です。ベーシックストラテジーを学べばもっとも効率が良いアクションをとれるようになるため、ブラックジャックで勝ち続けたいなら必須の知識になっています。

上級者はベーシックストラテジーの使用を前提にしていることが多く、勝率を上げたいのであればうまく活用するのがおすすめです。

ダブルダウンについてのよくある質問

ダブルダウンはブラックジャックの枠組みを超え、ビジネス用語として使われるケースもあります。また、ブラックジャック初心者は用語の違いも分かりにくい所があるため、よくある質問と答えをまとめました。

ダブルダウンとヒットの違いは?

ダブルダウンの最大の特徴は、1枚だけカードを追加する代わりにベッド額を2倍に出来る点です。

ブラックジャックにおけるヒットは追加のカードを引くことになりますが、ヒットは連続して選ぶこともできます。ダブルダウンの場合は追加のヒットを行えないため、ハンドと追加1枚で完結させる必要があるのです。

ダブルダウンの後に追加でヒットを選ぶことや、再度ダブルダウンをすることはできません。そのためハンドが弱い場合、ダブルダウンは避けるのが基本です。

ビジネスで使われる「ダブルダウン」の意味とは?

ビジネス用語のダブルダウンは「強化する」「もっと労力を投入する」という意味で使われます。

リスクを伴う行動や活動、戦略などを強化する際に使用できます。ビジネスはお金や人が動くだけに、何を選択するかで損益が大きく変わることが珍しくありません。

チャンスを逃すと利益をあげられないケースも多いからこそ、ブラックジャックのアクションと全く同じ意味で使われているのです。

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