ブラックジャックでカウンティングは使えるのか?やり方と注意点を解説

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この記事でわかること
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1
カウンティングとは?

2
カウンティングが使えるゲーム、使えないゲーム

3
カウンティングの仕組み

4
カウンティング「ハイローシステム」の方法

4.1
カウンティングが「プラス」の場合の考え方

4.2
カウンティングが「マイナス」の場合の考え方

5
カウンティングの種類

6
カウンティングの注意点

カウンティング」(カードカウンティング)とは、オンラインカジノの花形テーブルゲーム・ブラックジャックにおいて使用できる強力な攻略法です。
「ベーシックストラテジー」と並び非常に有用な役割を果たします。

元々ランドカジノで考案された攻略法であり、マサチューセッツ工科大学の学生チームがカードカウンティングを使用してラスベガスで巨万の富を築いた実話もあるほどです。大ヒット映画『ラスベガスをぶっつぶせ!』はその実話を元にした作品であり、それほどカードカウンティングがプレイヤーに有利である証拠です。

もちろんオンラインでもカードカウンティングは使用可能で、むしろメモを自由に取って良いの方がカードカウンティングは行いやすくなっています。
このページでは、ブラックジャックのカウンティングについて解説します。

カウンティングとは?

カウンティングとは?

「カウンティング」(カードカウンティング)とは、これまでに登場したトランプの数字を記録しておき、トランプの残り枚数から次に出てくるカードがどれほどプレイヤーに有利かを計算する方法です。
初心者向けのカードカウンティングの「ハイローシステム」であっても、プレイヤーとディーラーのどちらが有利な状況なのか分かるようになっています。

極端な例を挙げると・・・

・残りカードが全て「8」の場合

カードの残り枚数を計算したところ残りは全て8だった、という場合、ディーラーは「8」・「8」の手札で合計「16」ですが、ルール上、「16」以下は必ず「ヒット」しますので「バースト」となり、必ず勝つことができます。

・残りカードが全て「6」の場合

カードの残り枚数を計算したところ残りは全て6だった、という場合、プレイヤーは「6」・「6」の手札で合計「12」では負けてしまうので、「ヒット」して「6」×3枚で合計「18」になります。ディーラーもルール上、「16」以下は必ず「ヒット」しますので「6」×3枚で合計「18」となり、必ず引き分けになります。

ここまで極端な例はほぼありませんが、カードの並びにはほぼ必ず偏りが発生します。
プレイヤーは先にアクションを選ぶことができるので、次のカードに何が来るか、その可能性を考慮しつつベーシックストラテジーを併用しながら勝負することでかなりの勝率アップが見込まれます。
カウンティングが噛み合えば、還元率が100%を超える(=プレイヤーに絶対的に有利な)状況が発生することもあります。その時が勝負のチャンスです。

カウンティングが使えるゲーム、使えないゲーム

カウンティングが使えるゲーム、使えないゲーム

カードカウンティングは、ライブゲームのブラックジャックでしか使用できません。
ライブブラックジャックは、「シュー」と呼ばれるカードの保存庫から1枚ずつカードを取り出してディーラーからプレイヤーに配ります。

シューは6デッキ〜7デッキ、つまり6〜7組のトランプを混ぜて1つにしています。
ある程度(2/3位)使用されると別のシューに交換されますが、それまでは複数回同じシューを使用するので、カードの偏りがそこで生まれ、計算することができるようになります。

しかし、コンピュータが全てカードを配る「ソフトブラックジャック(ゲームソフト系ブラックジャック)」の場合、シューの概念はなく毎回抽選によってカードが配られます。
そのため、これまでの勝負を記録しても意味がありません。カードカウンティングを使用する際は、必ずを使用しましょう。

ただし、一回のゲームで行うことが多く、大変忙しく感じられます。特にベーシックストラテジーの表を見ながら自分のアクションを選ぶ…と言った時間は取れないので、ストラテジーを覚えた中級者以上の方にカウンティングをオススメします。

カウンティングの仕組み

カウンティングの仕組み

「カウンティング」とは何をカウントするのか? というと、「A・絵札(10・J・Q・K)」と「中間の数字(2・3・4・5・6)」です。
最も一般的なカウンティングである「ハイローシステム」では、この2つの枚数をまとめてカウントします。
そして、この2つの陣営で出た枚数をカウントした時に、Aや絵札が多く残っていた場合プレイヤーが有利、中間の数字が残っていた場合ディーラーが有利となります。

それは何故かと言うと…

ブラックジャック(A+絵札)の確率が上がります。もちろんディーラーもBJの確率は上がりますが、プレイヤーがBJを出すと1.5倍のボーナスが付くので、その分プレイヤーに有利になります。

ダブルダウンを選択した時に、20/21になる確率が上がります。

ディーラーの手札が12〜16だった時に、バーストする確率が上がります。もちろんプレイヤーのバースト確率も上がりますが、プレイヤーはスタンドを選択することができるのに対し、ディーラーは必ずヒットする必要があります。

このため、Aや絵札が残っていた方がプレイヤーに有利な状況と言えます。

カウンティング「ハイローシステム」の方法

カウンティング「ハイローシステム」の方法

「ハイローシステム」はオンラインカジノプレイヤーの中で最も広く使われているカードカウンティングの方法です。
計算方法が簡単なので、初心者の方でもマスターしやすい方法です。
ライブブラックジャックにおいて、プレイヤー(同じテーブルに座っている他のプレイヤーも含みます)とディーラーに配られたカードを3グループに分けてカウントします。

カードカウンティングの方法

そのグループは、「A,10,J,Q,K」「2,3,4,5,6」「7,8,9」の3つですが、最後の「7,8,9」は戦略に影響しないのでカウントする必要はありません。
そして、「A,10,J,Q,K」のカードが出るたびに「-1」、「2,3,4,5,6」のカードが出るたびに「+1」として計算します。
それぞれのカードに何が書いてあったかを記録する必要はなく、「-1」「+1」のカウントだけ記録すればOKです。

これは、必ずシューが使い始められた最初のゲームから記録してください。
途中のゲームからカードカウンティングを始めると信頼度がその分落ちます。

カウンティングが「プラス」の場合の考え方

カウント値がプラス、つまり2〜6のカードが多く出ている場合、これはプレイヤーが有利なカウントになります。
なぜかというと、前の項目でも説明しましたが、

①ボーナスが付くナチュラルブラックジャックを達成しやすい

②ダブルダウンが成功しやすい

③「16以下」は強制的にヒットするディーラーがバーストしやすい

と言う理由が挙げられます。

このため、プレイヤーは賭け金を増やすことでより有利な状況で勝負できるわけです。
ベーシックストラテジーのアクションについては変更する必要はありませんが、あまりにもカウント値が極端にプラスになっている場合は、不利なカウント(12〜16)は原則スタンドする、ディーラーが不利なアップカード(2〜6)の場合はより積極的にダブルダウンを仕掛ける、などを行っても良いでしょう。

カウンティングが「マイナス」の場合の考え方

カウント値がマイナス、つまりAや絵札カードが多く出ている場合は、原則としてディーラーが有利なカウントと言うことになります。

その理由としては、

①ナチュラルブラックジャックが達成しにくくボーナスが貰えない

②ダブルダウンで20/21に届きにくい

③不利なカウントでもディーラーがバーストしにくい

などが挙げられます。
プレイヤーはこの場面では様子見のベットの方が安全です。0付近であれば還元率100%付近で勝負できますが、極端なマイナスの場合は勝負を避けたほうが良いです。
ちなみに、カジノによっては「シックスアンダー(6枚以上の手札でバーストしない)」「セブンアンダー(7枚以上)」と言ったプレミア役で配当が貰えるものもあるので、カウント値が相当なマイナスの場合はそちらを狙ってヒットしてみるのもオススメです。

カウンティングの種類

カウンティングには「ハイロー」以外にも多くの種類があります。
例えば、プレイヤーが何の記録をしてなくても「絵札ばっかり出てるなあ…」「小さい数字が連続してるな…」と観察して気付くこともあるでしょう。
これも一種のカウンティングです。

また、カウンティングによってシューの内容の評価を行うには多くの異なる方法があります。
例えば、ハイローよりもっと簡略的な「ハイオプトI」と言うカードカウンティングは、「A」と「2」もカウントの対象外になっており、「絵札」が-1・「3〜6」が+1として計算します。
最もレベルが高い計算方法が「ハーブス(Halves)」と呼ばれる方法で、「10・J・Q・K・A」を-1、「9」を-0.5、「8」を±0、「2・7」を+0.5、「3・4・6」を+1、「5」を+1.5としてカウントします。余程計算力の高い人や専用のアプリなどを使ってようやく対応できるレベルと言えるでしょう。その分精度は他のカウンティングよりかなり精巧になっています。
他にも「赤7」「オメガ2」「禅」など様々な方法があるので、ハイローに慣れたら、他のカウンティングにも挑戦してみてくださいね。

カウンティングの注意点

カウンティングの注意点

カウンティングは、「ライブでしか利用できない」など、説明したものの他にもいくつか注意点があります。
まず、初心者の方にはかなり敷居が高い方法です。まずベーシックストラテジーをマスターしていない場合、カウンティングもストラテジーの確認も…だとアクションの選択時間に間に合いません。

最初にベーシックストラテジーはほぼ暗記してからカウンティングを使用することを推奨します。
また、オンラインカジノではサレンダーが使えない・ダブルダウンに制限があるなど、還元率を少し落として運用されていることが多く、元々還元率が99%を超えるランドカジノのようにカウンティングを使っても、なかなか期待値がプラスになる局面が来ないことが多いです。
そのため、還元率100%以上の「必勝法」とは異なる結果になる場合がある事に注意して使用しましょう。

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